はじめに

「最初の1本」と「次の一歩」

新NISAで投資する際は、投資信託から始めるのが一般的です。最初の1本として人気があるのが、全世界株式(オール・カントリー)型の投資信託です。月1万円程度の少額であれば、この1本が選択肢に入るでしょう。ただし、中身はあくまで「値動きの大きい株式」です。「価格が大きく下がったらどうしよう」と不安に感じやすい方は、特徴の違う資産も組み合わせて、心の揺れをやわらげましょう。

シンプルに始めたい人は「バランスファンド1本」

いきなり「株式・債券・REITの3本」を自分で選ぶのはハードルが高いものです。まずは、これらをひとまとめにした「バランスファンド」1本から始める方法があります。「株式の割合」と「信託報酬(運用コスト)」の2つをチェックしてみましょう。株式の割合が高いほど値動きは大きくなり、低いほど穏やかになります。信託報酬はできるだけ低いものを選ぶとよいでしょう。

株式+債券に少しだけREIT

自分で組み合わせたい方は、株式投資信託に債券投資信託やREITを少し足してみましょう。いずれもそれぞれの指数に連動するインデックス型(株式ならS&P500、日経平均など)を選ぶとよいでしょう。株式100%よりも下落時の揺れを緩和しやすくなります。

例えば、月1万円のうち、
・株式投資信託: 7,000円 
・債券投資信託: 2,000円
・REIT:1,000円

といったイメージです。すでにインデックス型の株式投資信託を積み立てている方は、新たに債券の投資信託やREITを足してもよいでしょう。REITは値動きがやや大きめなので、全体の1〜2割以内にとどめておくと安心です。

最初から完璧な比率を目指す必要はありません。「バランスファンド1本」か「株式+債券(+少しだけREIT)」のどちらか、自分が続けやすいほうを選んでみましょう。

「NISA口座を持っているだけ」から卒業へ

新NISA口座を開いて止まっているのは、決して悪いことではありません。「分からないままお金を動かすのが怖い」という慎重さの証でもあります。

まずは「株式・債券・REIT」の特徴をざっくりつかみ、自分に合いそうな「最初の1本」をイメージしてみましょう。そして「月1万円だけ、新NISAのつみたて投資枠で始める」といったマイルールを決めてみませんか。「NISA口座を持っているだけ」の状態から、一歩前進するきっかけになるはずです。

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