はじめに

セットしておきたい保障

医療保険の入院給付には、日額の設定の他に、「1入院の限度日数」という設定があります。入院の短期化に伴い選択肢が増え、30日・60日・90日・120日などから選べるようになっています。

手術を伴う入院でも、30日を超える入院はそれほど多くないため、30日限度でも十分と考えられがちです。しかし、入院は病気だけとは限りません。高齢になってからのケガではリハビリを含めて長期に渡るケースも多くみられます。最低でも60日限度の設定にしておくと安心です。

三大疾病・八大疾病など、完治が難しく入退院を繰返す病気への備えとしては、特定の病気に限り入院日数が無制限となる特則が付いた商品がおすすめです。1回の入院が短期間でも、入院と入院の間に一定の期間があかないと「1入院」とみなされ、限度日数を超えてしまうことがあります。無制限保障が付いていれば、こうした心配を減らすことができて安心です。

また、三大疾病では、退院後も通院治療が長引き、治療費がかさむことがあります。入院給付金だけでなく、三大疾病と診断された際に、ある程度まとまった一時金を受け取れる特約をつけておくことで、治療費の負担に備えることができるでしょう。

長生きの時代に合った医療保険を選ぶために

60代以降の医療保険選びで大切なのは、「いちばん手厚い保障」ではなく、「無理なく続けられる保障」です。保険料が高すぎて途中でやめてしまっては、必要なときに支えになりません。

これからは、長生きすること自体がリスクになり得る時代です。だからこそ、医療保険も人生後半に合った形へと見直す時期に来ています。

一人で悩まず、選択肢を知ることで、気持ちがぐっと楽になることもあります。更新型の保険料に不安を感じたときは、「もう遅い」とあきらめる前に、今の自分に合った医療保険の形を考えてみてください。それが、これからの安心につながる第一歩になるはずです。保険料を払いすぎていませんか? お金のプロがあなたにあった保険を診断 [by MoneyForward HOME]

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