はじめに

若いときの投資で大切なこと

AさんとBさんの比較は、わかりやすくするために少し極端に描いていますが、ここで伝えたいことは一つです。若いうちから老後を過度に心配し、現在の生活を犠牲にするのは、決して良い選択ではないということです。

若い時期の自己投資は、将来の収入やキャリアに大きなリターンをもたらす可能性があります。収入が増えれば年金も増え、結果として老後の安心にもつながります。

大切なのは、「お金を貯めること」そのものを目的にしないことです。本来、お金は何かに使うためにあり、そのために貯めるものです。この順番を間違えてしまうと、人生全体の満足度を下げてしまいます。

老後不安とどう向き合うか

それでも老後が不安だという方は、一度立ち止まって、その不安の正体を見直してみてください。

老後は、思っているほど悲観するものではありません。だからこそ、「今」を犠牲にするような選択ではなく、「今」と「将来」のバランスを取ることが、結果的に一番合理的な選択になるのではないでしょうか。

それでも老後不安が拭えないという方は、拙著の『老後不安は「思い込み」が9割』(青春インテリジェンス新書)を参考にしていただければと思います。

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