牛丼でおなじみの吉野家ホールディングス(9861)の株価が、いよいよ大きな節目に差しかかっています。7月8日に発表した第1四半期決算が市場の予想を上回る好内容となり、翌日には年初来高値を更新。数年にわたって続いてきた膠着相場を、上へ抜け出そうとしています。

実は、ちょうど1年前にも、この吉野家を取り上げました。当時はライバルのゼンショーと並んで、上場来高値が目前に迫っていた時期。ただ、あのときの吉野家の上昇は、信用取引で売り建てた投資家の買い戻し(踏み上げ)への思惑など、どちらかといえば需給や期待が先行した面もありました。それから1年、今回は実力を伴う決算で、あのとき手が届かなかった高値に本気で挑もうとしています。何が変わったのか、決算から見ていきましょう。

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