はじめに
これまで、電車に乗る時は、SuicaやPASMOなどの交通系ICカードを利用することが多かったと思います。しかし最近は、クレジットカードのタッチ決済でも電車に乗れる場面が増えてきました。とはいえ、まだまだメジャーではなく、「タッチ決済で本当に電車に乗れるの?」「改札でうまく通れなかったらどうしよう」と不安に感じている方もいるかもしれません。
そこで、筆者が使って感じたことを、未経験の方に向けてお伝えしたいと思います。
「タッチ決済乗車」は、自動改札機の読み取り部にタッチ
クレジットカードのタッチ決済で電車に乗ることは、一般的に「タッチ決済乗車」と呼ばれています。
タッチ決済対応のカード(クレジットカードやデビットカード、プリペイドカード)のほか、カードが設定されたスマホを自動改札機の読み取り部にタッチすると、電車賃が引き落とされる仕組みです。
事前のチャージが不要ですし(プリペイドカード除く)、交通系ICカードがない海外からの旅行者でも自分のクレジットカードで気軽に乗車できるほか、切符売り場の混雑が解消されるなど、さまざまなメリットがあります。
実際にやってみてどうだった?
興味はあるものの、筆者も初めて使う時は「うまくできるのだろうか…」とハラハラしていました。しかし実際に試してみると、初回から問題なく利用できました。その使用実感についてお伝えします。
意外とスピーディー
Suicaなどの交通系ICカードは、“ピッ”と読み取る速度が非常に速いのが魅力です。一方、タッチ決済乗車では時間がかかりそうだと気がかりでしたが、交通系ICカードよりわずかに時間がかかるものの、予想以上にスピーディーです。実際に利用した範囲では、大混雑でなければ、後ろの人に待ってもらうほどもたつくことはないと感じました。
東京メトロの60分以内の乗り換えも交通系ICカードと同じ
東京メトロには、改札を一度出て別路線へ乗り換える駅があります(例:日比谷駅で千代田線から改札を出て有楽町線へ乗り換える場合等)。その際、改札の出入りが60分以内であれば、一連の乗車として運賃が計算されます。タッチ決済乗車でも、このルールが適用されるので安心です。また、東京メトロと都営地下鉄を乗り継ぐ場合の割引運賃もしっかり適用されていました。
運賃自体は、交通系ICカードより数円高い場合も
切符を買った場合と同じで10円単位の金額になるため、割引がある交通系ICカードに比べて、数円高くなる場合もあります。例えば、東京メトロ日比谷線で「日比谷駅→恵比寿駅」に行く場合、切符を買うと210円、交通系ICカードでは209円です。タッチ決済では、切符と同じく210円になるので、1円割高です。