はじめに
美容器具「ReFa」が好調の「MTG」は長期保有に向くか
動画後半の「大川道場」コーナーでは、ヘアドライヤーや高性能シャワーヘッドで知られる「ReFa(リファ)」や、EMS機器「SIXPAD(シックスパッド)」を展開する「MTG(7806)」を取り上げました。足元の業績拡大を背景に、株価は順調な上昇トレンドを描いています。
大川氏は同社の現状について、「現在、資生堂など大手の美容関連株が世界的に底打ち・反発する兆しを見せており、美容・健康セクター全体に資金が戻りつつある追い風はある」と分析します。
しかし、指標面を見ると予想PERは30倍弱、PBRは4.5倍〜5倍と、一般的な水準から見れば割高感があるのは否定できません。また、美容ヒット商品を主体とするビジネスは、ソーシャルゲームの「一発当てて急伸するが、飽きられたら次が出るまで収益が低迷する」という収益構造のリスクに似ていると指摘します。
そのため大川氏は、「現在の上昇トレンドに乗る短期の取引であれば面白いが、中長期の資産形成として保有するのであれば、株価が一度落ち着いて調整が入るタイミングをじっくり待つのが無難」とジャッジしました。身近な製品のヒットだけで飛びつかず、ビジネスモデルの持続性を見極める重要性を示しています。
来週最大の注目イベント:世界が注視する「エヌビディア」決算への構え方
お盆期間に伴う「薄商い」が続く中、市場のボラティリティが突発的に高まりやすい時期を迎えています。大川氏が来週、市場の命運を握る最大のイベントとして挙げているのが、8月27日(木)の朝に発表される「エヌビディア(NVIDIA)」の決算です。
現在のエヌビディアは、時価総額世界最大級の企業として、高い市場の期待を一身に背負っています。「事前の業績予想を大きく上回る強い決算を出すことはほぼ織り込まれており、少しでも不透明感があれば達成感から売られる可能性もある」と大川氏は言います。
決算通過後のジャクソンホール会議や米PCEデフレーターの発表も控えており、マクロの金利政策やドル円相場(投機筋のポジション調整を含む)も大きく揺れ動く可能性があります。個人投資家としては、一時的な値動きに一喜一憂して狼狽売りをせず、企業の「実体のある稼ぐ力(ファンダメンタルズ)」を冷静に見極め、現物での分散投資を維持することが、この荒れ相場を賢く生き抜くための手堅い手段です。
より詳細な相場分析や、各企業の取り組みに対する大川氏のリアルな視点については、ぜひマネーフォワード MEのYouTubeチャンネル「ME STUDIO」の番組「大川 & Nobbyの聴くだけ投資」でお楽しみください。
※本記事は投資助言や個別の銘柄の売買を推奨するものではありません。投資にあたっての最終決定はご自身の判断でお願いします。