はじめに
Web請求は、思っていた以上に簡単
今回、もう一つ皆さんにお伝えしたいことがあります。それは、給付金のWeb請求の手軽さです。
私自身の請求でしたので、今回はWebから手続きをしてみることにしました。保険金や給付金の請求というと、保険会社から請求書類を取り寄せ、必要事項を記入し、病院でもらった領収証や診療明細書をコピーして、封筒に入れて返送する。そんな手続きを思い浮かべる方も多いと思います。
もちろん書面での手続きは、紙を見ながら一つずつ確認できる安心感があります。スマートフォンの操作が苦手な方にとっては、今でも書面の方がストレスなく手続きできるでしょう。
一方で、書面には「必要書類のコピーを取る」というひと手間があります。ところがWeb請求では、領収証や診療明細書をスマートフォンのカメラで撮影して送信するだけです。実際にやってみると、驚くほど簡単です。
そして、もう一つ驚いたのが支払いまでの早さでした。今回は、請求手続きをしてからわずか3日で給付金が振り込まれました。
もちろん、給付金が支払われるまでの日数は保険会社や請求内容、必要な確認の有無などによって異なりますので、いつでも3日で支払われるということではありません。とはいえ、自宅にいながら手続きを完了できるWeb請求の便利さを、今回あらためて実感しました。
さらに保険会社や商品、請求内容によっては、通常であれば診断書などが必要になるケースでも、Web請求を利用することで所定の条件のもと、診断書を省略して領収証や診療明細書などで手続きできる場合もあります。
診断書を病院に依頼すると、発行まで時間がかかるだけでなく、文書料も必要です。もし診断書を省略できるのであれば、時間的にも費用的にも大きなメリットがあります。
「Webは難しそうだから」と最初から敬遠せず、まずは加入している保険会社のホームページなどで、Web請求が利用できるか確認してみることをおすすめします。
保険は「請求して初めて受け取れる」
民間の医療保険は、加入して保険料を払っていれば、給付対象になったとき自動的にお金が振り込まれるものではありません。基本的には、給付事由が発生したことを契約者や被保険者が保険会社へ知らせ、請求手続きをする必要があります。
つまり、対象になることに気づかなければ、本来受け取れるはずの給付金を請求しないまま終わってしまう可能性があります。
今回の私の結膜結石は、ほんの小さな出来事でした。目がゴロゴロするので眼科へ行き、結石を取ってもらって、「ああ、すっきりした」と帰ってきただけです。
でも、何気なく領収証を見たことで「手術」という記載に気づき、Webから請求して手術給付金を受け取ることができました。保険の仕事をしている私でさえ、領収証を見なければ、そのまま見過ごしていたかもしれません。
その領収証、捨てる前にちょっと待って!
医療機関の領収証をもらったら、支払った金額だけでなく、「手術」の欄もぜひ確認してみてください。そして、「これは保険の対象になるのかな?」と思ったら、遠慮なく保険会社や担当代理店に聞いてみましょう。
対象になるかどうかを判断するのは、私たち加入者ではなく保険会社です。そして、対象になりそうなら、Web請求ができるかどうかも確認してみてください。
「たぶん出ないだろう」と請求しない。
「Webは難しそう」と最初から使わない。
どちらも、実はちょっともったいないことです。領収証を確認すること。そして、利用できる便利な仕組みを上手に使うこと。今回の小さな「結膜結石」をきっかけに、私自身も改めてその大切さを実感しました。保険料を払いすぎていませんか? お金のプロがあなたにあった保険を診断 [by MoneyForward HOME]