はじめに

【記事の要点】
・2026年8月26日に登場した「nanacoクレジットカード」は、利用額に応じてセブン銀行ATMで現金を受け取れる日本初の仕組みが特徴
・月10万円利用ごとに現金1,000円還元(上限月1.5万円)やセブン‐イレブンで最大11%還元を受けるには、7iD登録とセブン銀行口座の設定が必要
・税金・公共料金のレジ支払いは還元対象外となるため、自分の生活圏や支払い方法に合うかを事前に確認することが大切

2026年8月26日、「nanacoクレジットカード」という新しいカードの発行が始まりました。利用するだけでポイントが貯まるのに加えて、セブン銀行ATMで現金を受け取れる、これまであまり見られなかった仕組みが特徴です。

この記事では、「nanacoクレジットカード」がどんな人におトクか、そして注意点を解説します。


「nanacoクレジットカード」とは?

2026年8月26日、株式会社セブン・カードサービスと株式会社セブン銀行の連携により、新たに「nanacoクレジットカード」の発行が始まりました。

基本仕様は、国際ブランドがJCB、年会費は永年無料、利用200円(税込)ごとに1nanacoポイントが貯まる基本還元率0.5%となっており、一般的なクレジットカードに近い印象です。

ただし、これまでのnanaco電子マネーが「現金やATM、限られたクレジットカードからチャージして使う」仕組みだったのに対し、新カードはクレジットカードそのものとして使え、チャージという工程を経ずにカード利用そのものでポイントが貯まります。申込は専用アプリから行い、審査を経て最短3分で即時発行・即時利用が可能です(受付時間は9時〜19時30分、審査状況によっては即日発行できない場合もあります。カードそのものは後日郵送です)。

新カード最大の特徴「現金還元」って、どんな仕組み?

新カードの最大の特徴は、ポイントだけでなく現金そのものを受け取れる点です。7iDへの登録と、支払い口座をセブン銀行口座に設定することを条件に、月の利用額10万円ごとに、セブン銀行ATMで現金1,000円を受け取れます。ただし還元金額には上限があり、月1.5万円(利用額月150万円程度でこの上限に到達する計算)までの設定です。

日常の買い物ついでに、ATMに立ち寄って現金を受け取れるという発想は、電子マネーやQRコード決済ではあまり見られなかった仕組みです。セブン銀行は全国に約2万8,000台のATMを展開しており、この店舗網を生かした企画です。この現金還元の仕組みは、日本で初めての試みとも報じられており、キャッシュレス決済とATMを組み合わせた新しい発想として注目されています。

なお、同じ7iD登録とセブン銀行口座払いの条件を満たすと、セブン‐イレブンでの利用時の還元率は最大11%まで上がります。現金還元とポイント還元、どちらも条件がほぼ共通している点は覚えておくとよさそうです。

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