手続きはどうする?

手続きは学校を通じて行います。

お子さんの入学時、学校に提出する書類がたくさんあったと思いますが、その中に、「独立行政法人日本スポーツ振興センターの災害共済給付制度の加入」についての同意書を提出しませんでしたか?

災害共済給付制度は、個人単位ではなく学校単位で加入します。幼稚園や保育所等では8割以上、小学校・中学校で99.9%、高校で98.4%の学校が加入しているため、加入している学校でのケガによる医療費は、災害共済給付制度でカバーできるのです。
 
実際に請求する際は、保健室や担任の先生から災害共済給付金を請求するための「医療等の状況」という書類を受け取ります。その書類を持って病院に行き、必要事項を記載してもらって、学校に提出したら申請は終了です。給付金は、後日、学校から保護者に支給されます。

なお、保険会社に給付金を請求する際に医師に書いてもらう診断書は有料ですが、医療等の状況の記入は医師会等の協力により、無料で書いていただけます。申請にかかる実費がないのも家計に助かりますね。
 

忘れていた場合もまだ間に合う?

1年を振り返って、「災害共済給付制度があるなんて知らなかった!」「部活のケガの請求を忘れていた!」というような未請求のケガの医療費があった場合は、まずは学校の保健室に連絡をしましょう。時効は2年ですから、2年以内ならさかのぼって請求できますよ。

なお、「卒業してしまった!」「転校してしまった!」という場合は、在校していたときの学校に連絡すると、時効までの分は請求できます。忘れていた方は、早めに手続きを行いましょう。

こんなに手厚い給付にも関わらず、保険証券が手元にないために、忘れられがちな災害共済給付制度。でも、実は、幼稚園なら1年間で270円、小学校・中学校は920円、高校は1,840円、いずれも学校と保護者の両者で掛金を納めています。

「部活でのケガが心配」と、自分のお財布から保険料を払って別途保険に加入する方もいらっしゃいますが、災害共済給付制度は、部活のケガも対象ですし、学校でケガをして帰宅後に受診したケガも対象です。不安の元と子供が加入している制度をしっかりと確認して、ムダなく、賢く、ケガに備えましょう。