顧客満足度のカフェ部門トップはカフェ・ベローチェ。2位がドトールコーヒー、3位がコメダ珈琲店――。日本生産性本部・サービス産業生産性協議会が6月27日に公表した顧客満足度指数(JCSI)ランキングの速報結果です。
顧客満足度が高そうなカフェというと、何となくスターバックスやコメダを想像しがちですが、過去9回の調査でスタバがトップになったのは2014年の1回だけ。2015年が3位、それ以外の年はすべて4位以下です。コメダもトップは2013年の1回のみ。2017年、2018年が3位で、それ以外の年は4位以下です。
これに対し、ベローチェは今回も含めてトップが4回、2位が4回、4位が1回。ドトールは今年こそ2位でしたが、2015年から2017年まで3年連続トップです。調査結果を細かく見ていくと、一般的なイメージだけでは量れない、消費者のシビアな視線が浮かび上がります。