はじめに
旅行好きな方、特に飛行機での旅行が好きな方にとっては、旅行費用に占める飛行機代の高さに頭を悩ませている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
パック旅行なら、飛行機代も含めた総額がそれなりに低く抑えられる商品もあるのでしょうが、働き方も旅の時間も自由度が求められる昨今。旅行も自由に、費用は抑え目に、楽しめるといいですよね。
そこで今回は、マイルを有効に活用して飛行機に乗る方法をお伝えしたいと思います。
家計管理をしながらマイルを貯める
航空会社のマイルを特典航空券に交換して無料で飛行機に乗ろうと思うと、国内線でも往復1万マイル以上が必要となります。基本的に100円ほどの買い物で1マイルが貯まりますので、1万マイルを貯めるためには、相当な出費を覚悟しなければなりません。
公共料金の支払いから食料品の購入まで、日常生活に必要な支払いには現金、銀行預金、クレジットカードなどをお使いの方が多いのではないでしょうか。これらの支払いを航空会社系のクレジットカードにまとめることで、マイルが貯めやすくなります。クレジットカードで支払えるものは、可能な限りクレジットカードで支払うようにすることで、毎月の家計支出の合計額も把握しやすくなります。
年会費の安い家族会員制度もありますので、家族全員の支払いを航空会社系クレジットカードでの支払いにまとめることで、さらにマイルを貯めやすくなることでしょう。また、事前のお手続きが必要になりますが、家族のマイルを合算して利用することもできますので、さらに1万マイル到達が近づくことでしょう。
お金を払ってマイルを増やす
とはいえ、100円1マイルだとしても、1万マイル貯めるためには単純計算で100万円のクレジットカード利用が必要ということになります。家賃支払いなどがクレジットカード対応していれば100万円の支払いも無理ではなさそうですが、家賃以外の支払いで100万円となると、1万マイル到達までの道のりは長そうです。
そこで、数千円の年会費を支払うことでお買い物でのマイル積算が2倍になる制度を用意している会社もあります。クレジットカード利用で貯まったポイントを、無料でマイルに移行してくれたり、数千円の手数料でポイントをマイルに移行する際に、マイルを倍に増やしてくれたりする会社もあります。
数千円の支払いは生じますが、マイルが倍に増えるのであれば、クレジットカード利用額は50万円で1万マイルに届く計算になります。公共料金などの引き落としもクレジットカード支払いにまとめることで、年に1度、数千円の手数料支払いで、国内線特典航空券を手にすることができそうです。