はじめに

マイルを有効に使える期間

これまでは、マイルの貯め方についてお伝えしてきました。ここからは、マイルの有効な使い方についてお伝えしていきましょう。

マイルを国内線特典航空券と交換する場合には、基本的に1万マイル以上が必要ですが、例年4月や、12月から2月までの利用は、特典交換に必要なマイル数が少なく設定されています。またクレジットカード会員向けの交換マイルを設定している会社もありますので、実は1万マイルに届かなくても飛行機に乗れる場合もあります。

ゴールデンウィーク、年末年始などは上記の対象期間から除かれていますが、4月初めなどは学校の春休みシーズンと重なります。会社員の方は異動シーズンだったり、子供たちは新学年への準備に忙しい時期だったりするかもしれませんが、少ないマイル数で移動できるということは、飛行機や旅行先も割りと空いていて、穴場かもしれません。

3月下旬に春休み旅行に出発するとしても、せめて帰りの便を4月1日以降にすることで、利用マイル数を節約することができるのではないでしょうか。

少ないマイルで効率よく飛行機に乗る

子供が搭乗する場合でも、大人と同じマイル数が必要になるというのが、特典航空券利用の際には痛手となります。3歳未満のお子様であれば、大人のひざの上ならば無料で国内線に乗ることができますが、3歳以上のお子様は座席が必要となりますので、大人と同じマイル数で特典航空券を利用するか、小児運賃が必要となります。

仮にマイル数が1万マイルに届き、お得に国内線に乗りたい場合には、ご本人は1万マイル、同行者の方3名までお得な運賃で搭乗できるサービスも用意されています。このときの同行者用の運賃は、小児運賃より安い場合もあります。

座席数や利用方法に制限はありますが、少ないマイルで家族旅行をお得に楽しみたい方には、本当におすすめのサービスです。また、こちらのサービスは同行者が家族以外でも適用されるので、ご友人との旅行もお得に出かけることができます。

海外旅行がお好きな方は、飛行距離が長い分フライトマイルを貯めやすいと思います。パッケージツアーを利用される方でも、手数料を支払うことでマイル積算比率がアップする制度を備えている会社もあります。

海外旅行でフライトマイルを貯め、お買い物で地道にマイルを積み重ね、国内旅行は特典航空券を利用して無料で飛び回れたら、旅行の夢が広がりますね。

この記事の感想を教えてください。