はじめに

スタイル別の上司への働きかけポイント

夏休みの相談をしたい上司のソーシャルスタイルを特定したら、以下のポイントを意識してみましょう。

アナリティカル(Analytical)の上司

自分からあまり話をせず、情報集めて細かい指示をするスタイル。ただし、中途半端な説明や即断を求めるような相談事項はストレスを感じるので注意が必要です。急に「来週から休みたいんですけど」などと言うと、「業務の計画が狂うので前もって言ってくれないと」などと指摘を受けかねません。

このスタイルの上司には、事前情報と考える時間を与えることが重要です。早い段階から丁寧に休暇の計画を伝えることで、お休み中の体制など細部にわたって指示をくれます。

ドライビング(Driving)の上司

決断が速く、いつも合理的な判断をするが、感情を表に出さないスタイル。ただし、意図が不明確な相談などにはストレスを感じるので注意が必要です。曖昧に「無理だったらよいのですが……できれば休みたいのですが……」というような相談をすると、「自分の考えを決めてから相談してほしい」と一蹴されるケースもあります。

このスタイルの上司には、単刀直入に自分の希望を伝えることが重要です。自分の希望とともに仕事の引き継ぎなどの対応策を合わせて端的にお伝えすると、スムーズに承認をしてくれます。

エミアブル(Amiable)の上司

いつも笑顔でメンバーの気持ちを大切にし、支援的な行動をとるスタイル。ただし、チームの人間関係が悪化しかねない行為にはストレスを感じるので注意が必要です。他のメンバーに相談なく、「権利だから休みます」というような伝え方をすると、「自分のことだけでなく周りのことも考えて」とフィードバックを受ける可能性があります。

このスタイルの上司には、上司を頼る姿勢と周囲の了解も得ていることを伝えることが重要です。周囲に迷惑をかけたくないという気遣いが伝わると心から支援をしてくれます。

エクスプレッシブ(Expressive)の上司

話好きでいつも大らか、気持ちが表情に出やすいスタイル。細いことをあれこれ伝えるとかえってストレスを感じるので注意が必要です。「引き継ぎ事項やタスクの詳細を報告したい」などと言うと、「ちゃんと対応してるならイチイチ話さなくていいよ」と最後まで聞いてもらえないこともあります。

このスタイルの上司には、機嫌の良い時を見計らって話を切り出すのが重要です。雑談を交え、ノリ良く相談すると、あっさりOKが出ることが多いのです。そして、細かい引き継ぎは信頼できる同僚などにお願いをしておきましょう。

夏休み明けのお土産はどうする?

最近では、虚礼(社内での表面的な儀礼)の廃止などを進める企業もあり、お土産についての賛否はありますが、ちょっとした気遣いや話のネタとして有効な場合もあります。

エミアブルの上司がいる場合は、他のメンバーもいる場でお土産とともに写真やエピソードがあると盛り上がります。エクスプレッシブな上司は、褒め言葉を添えながら、日頃からの感謝を伝えるとご機嫌になるでしょう。

ドライビングやアナリティカルな上司はビジネスライクな面があり、仕事に関係しないお土産は歓迎しないケースもあります。そんな時は「○○へ旅行しますが、何か良いお土産などご存知ですか」などとさり気なく聞いて、教えてもらったお礼として買ってくるような達人もいるとか……。

職場のコミュニケーションによって、仕事を忘れて夏休みを快適に過ごせるようになるかもしれません。

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