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JRの旅客営業規則を熟知すれば「おもしろ列車旅」が楽しめる!

140円でも!低額予算で車窓を楽しむ日帰り旅

東京近郊区間のメリットを考える

長野県の松本駅や福島県のいわき駅が東京近郊区間というのも違和感がありますが、旅客営業規則の運賃計算の特例として定めてあるので仕方がありません。途中下車不可・1日間有効というのはデメリットですが、第157条に「選択乗車」という項目があり、その中に「大都市近郊区間内相互発着の普通乗車券は、その区間内においては、その乗車券の券面に表示された経路にかかわらず、同区間内の他の経路を選択して乗車することができる」と記載されています。

 山手線

東京駅から神田駅まで行くのに、山手線を逆回りで乗車しても良いということです。もちろん、途中下車はできませんが、品川駅の駅ナカで食事をしたり、日暮里駅の駅ナカで買い物をしたり、そして東京の車窓を楽しんだりできます。東京駅から神田駅までの乗車券は140円ですので、以上のことが140円で楽しめるということになります。

 千葉駅 駅弁

ただし、同じ区間や同じ駅を重複して利用はできませんので、路線図の上で交わらない「一筆書き」になることが必要条件になります。つまり、半日かけて房総半島を一周して神田駅に向かっても運賃は140円となり、これが東京近郊区間の最大のメリットとなっています。

東京近郊区間をぐるりと楽しむ列車旅

東京近郊区間の路線図を見ると、房総半島を一周することも、東海道本線~相模線~横浜線~八高線~上越線~両毛線~水戸線~常磐線と大回りすることも「一筆書き」で可能なことがわかります。

駅の改札外に出る途中下車はできませんが、駅ナカの飲食施設や名物駅弁店、土産物店をめぐり、車窓の旅を楽しむことができます。出発駅はどこでもOKで、新宿駅から140円区間の乗車券で新大久保駅に行く旅程でも「一筆書き」になれば大丈夫です。

東京駅~総武本線~千葉駅~内房線~安房鴨川駅~外房線~大網駅~東金線~成東駅~総武本線~松岸駅~成田線~成田駅~成田線~我孫子駅~常磐線~友部駅~水戸線~小山駅~両毛線~高崎駅~八高線~八王子駅~横浜線~橋本駅~相模線~茅ヶ崎駅~東海道本線~新橋駅~山手線~有楽町駅という大回り乗車も手軽に楽しめます。

 八王子駅

 我孫子駅 そば

この旅を楽しむにはあらかじめ「一筆書き」のルートを記載したメモを用意し、それに従って列車の旅をすると良いでしょう。入場から相当の時間が経過した場合は、最後に降りる駅で係員のいる改札口から出ることが必要です。降りる際に「一筆書きの大回り旅行です」と告げると良いでしょう。

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