はじめに

「住宅購入は一生のお買い物」――かつてはそうだったかもしれませんが、今やライフステージの変化などによって、マンションを買い換える方も多くいらっしゃいます。しかし、それを実現させるには、購入した物件の資産価値を維持もしくは向上させることが重要。そこで今回は、東京建物の住宅事業企画部の高橋瑠美子さんと萬由衣さん、一級建築士でもある遠藤崇さんに、資産価値を落とさない家探しのコツ、それを踏まえた「Brillia」物件のこだわりについて伺いました。

※本記事は東京建物株式会社のスポンサードコンテンツです


資産価値を下げない物件なら買い替え時に億ションも視野に

――まずマーケットのトレンドについて伺います。2018年の住宅購入のトレンドや、選ばれている物件に特徴はありますか?

高橋さん: ここ数年変わらずにお客様の評価が高いのは、駅近のタワーマンションです。山手線沿線、東京メトロ沿線の物件は、価格が周辺相場より高くても人気ですね。加えて、都心からは少し離れても環境がいい場所や、大規模商業施設に近接しているような物件も人気です。とはいえ、それでも駅からは10分圏内。やはり、共働き家庭が増えていますから、交通利便性はとても重視されます。

――物件価格は上昇し続けているのでしょうか。その場合、どういった層の方がマンションを購入されているのかを教えてください。

高橋さん: 価格は、今年も去年より上昇しています。震災後から建築費が高騰しており、それが販売価格を押し上げる要因になっています。中古物件も含めて価格は上昇しているので、いい物件があれば早く購入したいというニーズは顕著にありますね。

購入されるタイミングは、昔からライフステージの変化、たとえば結婚をしたりお子さんが生まれたりするときが中心ですが、最近は共働きのご夫婦が増加しており、また昨今の晩婚化により、お客様の世帯年収も上がっているため、物件の価格が高くても購入につながっています。

遠藤さん: そうですね。最近のタワーマンション購入者は、いわゆる富裕層ばかりではありません。一般企業にお勤めのご夫婦が、1億円程度の物件を購入される時代になっています。

もちろん、初めてマンションを購入される方には手を出しにくいかもしれませんが、買い替えを検討する場合は、高額物件が視野に入るんです。特に都心のマンションに住んでいる方は、購入価格よりも売却価格が高くなるケースが多いため、キャピタルゲインで残りのローンを返済して買い替え予算に充て、ローンを組み直す方は多いですね。

マンションの価値は“管理”で決まる

――より多くのキャピタルゲインを得ようと思ったら、資産価値が落ちにくい家の購入がマストです。資産価値が落ちにくい物件とは、どのような物件でしょうか。

高橋さん: 駅から近くて利便性の良い立地、駅から離れても商業施設が近接している等、価値のある場所にある物件は評価が高くなります。それから、将来的に資産価値を維持するには、立地などの変えられないハード面に加えて、デベロッパーの見極めも大事なポントになると思います。

たとえば、大手デベロッパーが販売している中古物件が、隣にある物件よりも価格が高いことがあるんです。これは、同じ立地でも売却額に差が出ることを意味します。

東京建物では、立地はもちろん建物の設計、入居後の管理、入居者様へのサービスなどハードとソフトの両方を充実させ、住まいと暮らしに「洗練」と「安心」を提供することで変わらない資産価値をお約束しています。

たとえば、業界に先駆けて作った「Brillia認定中古マンション制度」というのがあるのですが、これは、オーナー様が売却された後も主要設備機器を最長5年間無料で保証し、資産価値の維持を図るというもの。売る方にも買う方にもメリットがあります。

 「Brillia認定中古マンション制度」の仕組み

遠藤さん: さらに、管理は東京建物のグループ会社で行なっているため、清掃をはじめ、エレベーターやドア周り、外壁など高いクオリティでの維持管理を実現させています。マンションの価値は管理会社で決まると言っても過言ではなく、グループ一丸となって資産を守っています。

入居前から安心安全を実感、Brilliaの満足度が高い理由

――東京建物が展開するマンション「Brillia」では、建築現場見学会も実施していると伺いました。

遠藤さん: Brilliaは2003年に立ち上げたブランドで、当時からずっと建築現場の見学会を実施しています。マンションは戸建てと違って、建築の過程を見る機会はそれまでなかったんですね。そこで、住んでからの安心を住む前から感じてもらうために、建築現場を見てもらうことにしたのです。

 建築現場見学会の様子

遠藤さん: マンションは下階から作っていくので、建築過程で上階から下っていくと施工の様子がよくわかります。上階はコンクリートの柱と梁しかないスケルトン状態ですが、下に行くと壁の裏側にある排気管や電気設備などの設備がどのようになっているのか、天井はどうなっているのかが見えます。そこからさらに下に行くと、フローリングやクロスを貼る内装工事を見られます。

東京建物が安心安全のために大掛かりで施工していることを、工事を止めてオーナー様に見ていただく。これまでの経験やノウハウ、知見、工夫を盛り込んだ緻密な設計により、クオリティの高いマンションを作っている現場を体感できるため、見学会の満足度はとても高いですね。