はじめに

アフィリエイトは、ボーナスのつもりでドカンと狙う

もう一方の「成果報酬型」は、いわゆるアフィリエイトです。

アフィリエイトは、広告主が設定する条件をクリアすれば報酬が得られます。たとえば、サプリメントが売れた、クレジットカードの申し込みがあった、などです。

アフィリエイトは、先述したGoogle AdSenseと違い、掲載する商品・サービスはあなたが選びます。そして、その商品やサービスを売るための記事を書くのです。実際に販売が行われるのはリンク先の広告ページですが、成果につなげるためには、購入を促すための商品解説や体験談などを書くのが効果的ですので、物販に近い記事内容になります。

気になる報酬ですが、1報酬あたり数千円から1万円程度の案件が多いです。

Google AdSenseの1クリック30円と比べるとすごく儲かりそうな気もしますが、成果が得られないと報酬はゼロですので難易度は高めです。しかも、高単価の案件は、他のブロガー、アフィリエイターも狙っているので激戦になりがちなのです。もちろん、成果が出るようになれば、大きな報酬が得られます。ここがアフィリエイトの魅力ですね。

アフィリエイトを始めるには、ASP(アプリケーションサービスプロバイダ)に申し込みをします。そこからあなたのブログに掲載したい商品・サービスを選び、広告主から認可されれば掲載できるようになります。代表的なASPは、A8.net、Value Commerce、Afbなどです。

他にも、Amazonアソシエイト、楽天アフィリエイトもありますが、こちらの報酬額は低めです。例えば、本を掲載してAmazonや楽天で売れた場合、報酬額は売上の1%です。1,500円の本を1冊売って、報酬は15円となります。

アフィリエイトは、いろんな商品・サービスがありますので、あなたが得意とするジャンルがあれば、ぜひチャレンジしてみてください。

目標とする月3万円のうち、5千円から1万円をアフィリエイトで狙ってみましょう。

報酬単価は安くても、なぜか稼げるAmazonと楽天

Amazonアソシエイトと楽天アフィリエイトの報酬単価は安いとお伝えしましたが、私はこのふたつに取り組むことをおすすめしています。

なぜなら、ASPが提供するアフィリエイトのほとんどは、掲載した商品・サービスに対してのみ成果報酬が発生しますが、Amazonアソシエイトと楽天アフィリエイトは、あなたが掲載していない商品・サービスの販売に対しても報酬が発生するからです。

具体的には、あなたがブログに「本」のアフィリエイトリンクを設置したとします。ユーザーは、その本のリンクをクリックしたものの、それを買わずに別の「食品」を購入したとします。この場合であっても、報酬対象になるのです。

これはブラウザのCookie(クッキー)という機能を利用しています。Amazonアソシエイトの場合は24時間、楽天アフィリエイトの場合は30日間のCookie有効期限が設けられていて、その期間内に購入があった場合、あなたの成果となるのです。

そのため、ブログで紹介していない商品も、たくさんあなたの成果として報酬が得られます。ひとつひとつの報酬単価は低くても、案外稼げることがあるのです。

ただし注意点があります。Cookieは、他人のウェブサイトに掲載されているアフィリエイトリンクをクリックされると、その人が報酬を得られる対象者になってしまいます。Cookieの有効期限内であっても、あなたは報酬が得らないのです。もちろん逆の場合もあるので、まずは「その商品が気になる!もっと見てみたい」と、Amazonや楽天の商品ページに誘導するよう促すのがコツです。

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