ロボット掃除機は普通の掃除機より繊細?

主婦の強い味方「ロボット掃除機」は、取扱説明書を参考にしながら、商品本体裏面の車輪や回転ブラシなどは小まめにお手入れすることをお勧めします。さらにロボット掃除機には障害物を検出するための赤外線センサーなどが多く取り付けられており、このセンサー検出部が汚れてくると正しく動作しなくなる可能性があるので注意しましょう。

センサー検出部の汚れを拭き取る際は、やわらかい生地の布に水分を少量含ませて拭き取りましょう。乾拭きは、樹脂部品に細かい傷が入ってしまい検出不良の原因となるので、注意が必要。実は、ロボット掃除機は、一般的な掃除機よりも繊細な商品です。お掃除やメンテナンスも重要ですが、その前に使用上の注意をしっかり守ることが大切です。

たばこや線香などの火気類、硬貨、粘着性のあるもの、貴金属などを吸い込むと故障の原因になります。また、ペットの抜け毛や、薄く柔らかい絨毯なども絡みつく恐れがあるので注意が必要です。ロボット掃除機を作動させる前にお部屋の整理整頓は必須なのです。

一般掃除機はタイプ別にメンテナンスが異なる?

一般掃除機には大きく分けると紙パック方式とサイクロン方式があります。前者の場合、吸い込んだゴミを紙パックごと捨てることができて簡単です。ただし、紙パック内のゴミを溜めたままにしておくと吸引力の低下や故障の原因に繋がるので、使用前に状態を確認して、ゴミが溜まっている場合は、速やかに新しい紙パックに交換しましょう。

メーカーによっては、紙パック付近に小型フィルターが据えられているものがあります。こちらも定期的に掃除することが必要です。後者の場合は、紙パックの代わりにダストボックスが設けられています。ダストボックスには、水洗いがNGのものもあります。洗ってしまうと故障の原因になるので、事前に取扱説明書を確認しておきましょう。

フィルターに関しては大半のものが水洗いできるので、定期的に流水で汚れを落としてから風通しのよい場所でしっかり日陰干しを行ないましょう。水分が残ったままにすると、異臭の発生や故障の原因となりますので充分注意してください。

間違っても天日干しはダメ。紫外線による変質を引き起こす原因となります。また、ドライヤーなどの熱風乾燥もNGです。変形や傷みの原因となります。

いずれも、メーカーさんや機種によって細かな仕様が異なるので、取り扱い説明書を参考にお手入れをするようにしましょう。長く使用するためにも、正しく使用し、こまめにお手入れ。そうすることで、より効果的に作動し、無駄な電力の使用を控えることができるのです。

取材協力

本多宏行

大手自動車ディーラーでメカニックを経験した後、1999年にテックマークへ入社。自動車の修理精査から始め、2000年頃から家電、PCの修理精査業務を開始。ガス製品(ガス給湯器、ガスコンロ等)や住宅設備(電気温水器、換気扇、浴室乾燥機、温水洗浄便座)に係る精査業務を行うなど、保証制度の進化と幅広い家電製品の専門知識が必要となる「総合家電エンジニア」資格を取得し、現在、延長保証を利用した修理の精査業務で活躍中。