はじめに
「日本の携帯料金は高すぎるので、あと4割は下げられる」という政府要人の発言がありましたが、月々のスマホ代に不満を抱える人は多いかと思います。話題になった格安スマホは、メリットの他デメリットもあり踏みとどまっている人もいることでしょう。
今回は筆者がスマホ代を削減した方法についてお話しします。
月々の携帯電話代、平均はいくら?
総務省の統計によると、携帯電話やスマートフォンなど移動電話通信料の年間世帯支出は年々増加していることがわかります。平成28年の2人以上世帯での年間支出は、30代16万815円、40代18万2,605円、50代17万8,471円です 。月額に換算すると1万3,401円から1万5,217円になります。
これらは世帯の人数、ガラケーやスマホなど混在した金額ではありますが、統計データを見るまでもなく毎月の通信料は家計の負担になっていると感じている人も多いのではないでしょうか。
ちなみに筆者は最近まで家族3人で大手キャリアを利用していました。iPhone3台の契約で毎月約2万5,000円の支出となっていました。
自分にとって何がベストかわからない
敢えて今のキャリアを希望し選択したわけではないけれど、自分にとってどれがメリットのあるキャリアやプランなのか?溢れる情報の中から取捨選択できないことも見直しをしない理由の一つとして考えられます。
筆者がモヤモヤと感じていたのは以下のようなことでした。
・家族の契約も紐づいているので自分で一人では決められない
・自宅のネットと電話のひかり回線もまとめて利用しているので割引が受けられなくなる影響が大きいのではないか?
・格安スマホは確かに安いけど「安かろう悪かろう」ではないのか?
このように不安や疑問は出てくるものの、自分で調べる気力や時間もなく結局現状維持、という状態でした。
携帯料金の見直しは保険と似ている?
携帯料金の見直しをしたいと思った時に、契約先のキャリアに相談しても提供プランからどれがいいのか?アドバイスがあるくらいで、自分や自分の家計にとって何がベストかということまでは分かりません。
これは保険の見直しをしたい時に陥るパターンと似ています。ファイナンシャルプランナーとして活動している筆者は、個人の家計相談がメインで特定の金融商品は販売していません。保険の見直しをご相談いただいた際には完全に中立的な立場でアドバイスできると言えます。
同じように携帯料金の見直しが出来ないものか調べたところ、携帯料金の見直しを中立的な立場でアドバイスをしている専門家がいることがわかりました。見直しをした場合は、安くなった金額×5ヶ月分を成功報酬として支払う仕組みで、今のまま変更しない場合は料金がかからないこともあり、相談に行ってみました。