お年玉って、もらうのも、あげるのも、お互いに子どもが大きくなるまでというパターンが多いと思います。わが家では、うちの子にも親戚の子にも、成人したらお年玉はあげていません。

ただ、子どもがまだ小さいうちはそうはいきません。20代、30代の子育てを始めたばかりの親にとって、年末年始の出費のほかに、お年玉を準備しなければならないことは結構な負担だったりもします。お互い様ではありますが、目には見えないやりくりがあってのことかもしれません。

そんな大切なお金だということに思いを馳せながら、お年玉について考えてみましょう。


もらったら、どうしてる?

お年玉を頂いたら、その後、どうしていますか?

子どもごとに、「だれから」「いくら」と一覧表にしておくことをおすすめします。その理由は、お金の使い道とお礼を報告するためです。貯金だけでもあっても、大切に貯金をさせていただきました、とひと言でもあると、あげた側は嬉しいものですよね。

また、子どもが欲しいものを買ったときには、「ゲームソフトを買いました!」などの報告をすれば、あげた側も単に貯金をされてしまうのではなく、お金としての使命を果たしてくれたような充実感を味わえるものです。

もらいっぱなしというのは、お年玉がただの通過点になってしまうので、「頂いた感謝としてのお礼」を後日伝えられれば、子どもにも意識として残ることでしょう。

小学生以上なら貯金の意味を学ばせる

小学生になれば、友達の家のことが気になったり、友達がお金を持ち歩けば自分も欲しいと思うこともあります。少しずつでもお金に興味を持ち始めるのもこの頃です。こづかいを渡していれば、そのお金が尽きてしまったときに、貯めておいたお年玉から使いたいと言い出すこともあります。手元のお金が無くなってしまっても、そのお金を当てにすることはできないと突っぱねてください。

そこで、「こづかい」と「貯金」の違いをきちんと伝えてあげましょう。こづかいは普段の生活をするためのお金であって、必要なものなどを買うためのお金(=生活費)です。一方、貯金は、目的のために貯めたり、急な出費のための備えとして貯めておくお金です。仮に今は目的がなくても、目的ができたときに使えるお金でもあるのです。

したがって、貯金は、こづかいと一緒には管理せずに場所を変えるか、銀行などに預けておくことが一般的ですよね。わざわざ、場所を変えておくことには意味があるのです。そのことを子どもにきちんと伝えてあげてください。知らないままでは、手元のこづかいと貯金の違いがわからないままで混乱してしまいそうですよね。

そして、お金は腐らないので、使わないときは「貯蔵できる」ということを教えてあげましょう。今使わないなら、とっておける、これが「貯金」です。