はじめに
言語によるコミュニケーションの大切さ
そうは言っても、常にノンバーバルコミュニケーションに気を遣い続けることは難しいでしょう。
時には、「疲れが顔にどうしても出てしまう」。「風邪で声が思うように出ない」、「嫌なことを引きずって外見からも落ち込んで見られてしまう」、そんな時もあるはずです。
そのような場合の対策としては、積極的に言葉を使いこなしてください。
たとえば、次の一例を見てみましょう。
悪循環例
上司のAさん:パソコンの前で疲れが顔に出て、鬼のような表情で座っている。
部下のBさん:いつ話してよいか分からない。聞くタイミング伝えるタイミングを逃す。
このような場合、
好循環への変換
上司のAさんが言語で伝える:「昨日、子供の運動会で力を入れすぎて体が疲れて、仕事でも納期に間に合わなく焦っている。顔がこわばったり、とんがった雰囲気かもしれないけど、聞きたことがあったら、聞いてきて。心と耳は集中できるから」
など、自分を開示し、素直な想いを伝える事で、どうしても防げずに伝わってしまう、マイナスオーラのノンバーバルコミュニケーションを防ぐことができます。
活き活きしてますねと言われるために
以上をまとめると、次の実践により、あなたの活き活きを表現することが可能となります。
・遊び方改革を引き続き実施
・遊び後、仕事場での切り替え力としてノンバーバルコミュニケーションを意識する
・ノンバーバルでこと足りない時はバーバルで補う
今回は、遊び方上級者が仕事場でも好循環を招いているコツをコミュニケーション学から紐解いてみました。
仕事だけではなく、もちろんプライベートでも、ノンバーバル・バーバルコミュニケーションの演出を考えれば、あなたの魅力をさらに引き出せます。遊びの後のコミュニケーション対策としてぜひ、遊び方改革の1ページに加えてみてください。