生活

家計の話に嫌な顔をする夫を改心させる「3つの行動」

FPの家計相談シリーズ

読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は平野泰嗣氏がお答えします。

結婚して7年目になりますが、家計管理のことで悩んでいます。子どもが生まれてから家事や子育てで忙しいので、現在、家計簿をつけていません。少しでも家計の足しになればと思い、パートに出るようになったのですが、銀行口座に入ってくるお金よりも出ていくお金の方が多い月もあります。お互いに決まった生活費を出し合っているのですが、各個人で使っているお金もあり、家計全体でいくら支出があって、いくら貯金ができているのか分からないので不安です。夫に家計の話をすると嫌な顔をします。何か良い方法はないでしょうか?


〈相談者プロフィール〉
・女性、35歳、既婚(夫:38歳・会社員)
・子ども(2人):長男5歳(保育園)、長女3歳(保育園)
・手取り世帯月収:35万円
 夫:27万円
 妻:8万円
・手取り年間ボーナス:約120万円
・貯金:250万円


【家計の状況】
・住宅ローン:8.5万円(ローン残期間:32年)
・その他の生活費:あまり把握していない
・毎月の貯蓄:黒字の時もあるが、赤字の時もある


平野: 相談者様のように、結婚生活を始めて数年経過しているけれども、家計管理のことで悩まれているご夫婦は多くいらっしゃいます。家計を把握しようと思っていても、忙しくて家計簿づけもままならないし、これからちゃんとしようと思っても、パートナーが非協力的だったりして、なかなか思うように進まないという人も多いでしょう。そこで今回は、夫婦で意識を合わせて家計管理をするためのポイントについてアドバイスします。

家計管理は「言うは易し、行うは難し」?

相談者様の悩みは、「家計全体でいくら支出があって、いくら貯金ができているのか分からないので不安」ということでしょう。これを解決するための方法は単純で、「家計全体で収入と支出を把握する」ことです。

会社員やパートであれば、給料・ボーナスは、銀行口座に振り込まれるので、その金額が家計に入ってきたお金(=収入)です。そして、家計全体で使ったお金が支出となり、収入と支出の差額がプラスなら貯金できた金額、マイナスなら貯金を取り崩した金額になります。

家計全体で収入と支出を把握することは、「言うは易し、行うは難し」だと皆さん思われるでしょう。相談者様のご家庭を例にみていきましょう。

相談者様のご家庭では、幸いなことにお互いの収入を手取りで把握されているので、収入を把握するという第一の関門はクリアされています。あとは、家計全体で支出を把握するという第二の関門をクリアすることです。けれども、「夫に家計の話をすると嫌な顔をする」とあるように、夫が非協力的という壁が立ちふさがっています。

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