給付奨学金の申し込み基準

日本学生支援機構の給付奨学金は、意欲と能力のある学生が経済的理由により進学を断念することのないよう、進学を後押しするための「返済義務のない」奨学金ですので、「貸与型」より厳しい基準となっています。

現在は、以下の条件を満たすと、通学の場合なら2万~4万円が毎月支給されます。

(1)家計:非課税世帯、生活保護世帯
(2)学力:学校により成績基準あり
(3)人物:給付奨学生としてふさわしいか

高等学校等が定める推薦基準に沿って、高等学校等が給付奨学生に相応しい人を推薦することとしています。推薦基準については、在学する高等学校等(又は出身校)によって違ってきます。家計の非課税世帯という理由だけで支給されるものではありませんので注意しましょう。

給付奨学金の申込み方法

大学・短期大学・専修学校専門課程に進学する場合は、進学する前年度の高校3年生の春に、在学する高等学校等の奨学金窓口で申し込みをします。給付奨学金は、必ずしも支給されるものではありませんので、第一種奨学金や第二種奨学金も申し込み可能です。

ただし、給付奨学金以外は、全て返済が必要な「貸与型」の奨学金となります。

奨学金の申し込みは、学校によって違ってきますが、締め切りがありますので、必ず締め切り日までに書類をそろえて提出しましょう。学校からの案内をお子さまが親に伝え忘れる場合もありますので、春に申し込みの案内があることを忘れないようにしましょう。

ここまで日本学生支援機構の給付奨学金のご紹介をしてきましたが、2019年の春には2020年に大学進学予定のお子さまに向けた奨学金のガイドラインが案内される予定です。内容が毎年変わってきていますので、日本学生支援機構のホームページで、申し込み基準や支給額を必ず確認しましょう。

日本学生支援機構ホームページ

大学の入学金は夏までに準備をする

お子さまが大学進学を望んでいる場合、大学の入学金や受験費用は高校3年生の間に必要です。私立大学の入学金は、文部科学省平成28年度 「私立大学入学者に係る初年度学生納付金」によると約20万~30万円(医歯系学部は約100万円)が必要となります。

また、私立大学の受験費用は1回2万~5万円が多く、遠方の大学を複数受験するとなると、交通費・宿泊費もかかります。

日本学生支援機構の奨学金は、給付型も貸与型も支給は進学後となりますので、受験費用や入学金が必要な時期に間に合いません。現金が手元にない場合は、国の教育ローンなども視野に入れてお子さまの進学の準備をしていきましょう。