ロボット仲介で自宅の資産価値向上を

はじめに

日銀が導入したマイナス金利は、住宅ローンにも大きな影響を与えることが予想され、自宅の購入や不動産投資に注目が集まっています。今回は、マンションの相場・価格情報サイト「住まいサーフィン」を展開しているスタイルアクトさんに最新の不動産仲介サービスについて話をお聞きました！

不動産購入は、住まいサーフィン会員向けサービス「ロボット仲介」

MONEY PLUS編集部： 貴社が運営している「住まいサーフィン」は、どのようなサイトなのでしょうか？

スタイルアクト： 「住まいサーフィン」は、マンションの無料会員制セカンドオピニオンサイトで、マンションの査定価格や相場情報、会員による物件評価やデベロッパー評価など、豊富なコンテンツを持っています。会員数は18万6000人を超えています。

MONEY PLUS編集部： マンション購入の強いサポートをしてくれる「住まいサーフィン」ですが、「ロボット仲介」とは、どのようなサービスなのでしょうか？

スタイルアクト： 「住まいサーフィン」会員様限定のサービスになります。具体的にどんなサービスかといいますと、まず、弊社が「ハイパーロボサーチ」と呼んでいるシステムで、ネット上の主要サイトに掲載されている新着売り出し物件の情報を毎日収集します。

次に、収集した情報を独自のロジックですべて査定。エリア等、お客様が希望される条件をお聞きして、コストパフォーマンスの高い順に並べた「コスパ物件リスト」を提供します。

「ロボット」という名称ではありますが、単にロボットが抽出したリストを提供するだけではなく、ポイントポイントで「人」がしっかりと対応させて頂いております。電話などによる相談窓口も完備していますので、安心してご利用いただけます。

不動産探しの新しいカタチは、コスパ重視！

MONEY PLUS編集部： ロボットサーチによるコスパ物件リスト。精度はかなり高いのでしょうか？

スタイルアクト： 査定価格と比較して割安な価格で売り出される物件は、売り出し物件全体の15％程度です。10％以上割安な物件となると1％しかありません。これを一般のお客様が見つけ出すのは至難の業といわざるを得ません。

弊社では、かねてから、相続対策のお客様向けに、この「ハイパーロボサーチ」を使って抽出した相続対策用の物件をご購入いただいています。情報の精度が高く、お客様のほぼ全員が含み益を出されています。

MONEY PLUS編集部： コストパフォーマンス順の物件情報というのは、あまりなかったサービスですね。ほかにもロボット仲介のメリットはあるんでしょうか？

スタイルアクト： 「コスパ物件リスト」の提供前には、お客様の希望条件をヒアリングさせて頂き、条件設定のアドバイスやコンサルティングを行っています。その際、1カ月の間に、条件に合うコスパ物件が何件出てくる可能性があるのかもお伝えしていますので、自分の条件が現実的なのか否か、客観的に見ることができます。

また希望条件に合う物件が少ない場合には、条件緩和のアドバイスなども随時行っています。さらに、物件を内覧するときには、その物件の最近の取引価格、今売られている他の住戸との比較、エリアでの位置づけなど、購入判断に必要なデータを整理した「ロボットレポート」をお渡ししています。

MONEY PLUS編集部： マンション選びのきめ細かいサポートをされているんですね。今後、住まいサーフインでは、どんなサービスを目指していくんでしょうか？

スタイルアクト： 弊社代表が『マンションは10年で買い替えなさい』（朝日新書）を上梓したのが、2012年12月でした。それ以来、自宅にも資産性を求める方が増えていると感じています。イベント等でお会いした会員の方が、「自宅投資を実践して利益が出ました！ありがとう！」などと声を掛けてくださるケースも増えています。

今後も、「住まいサーフィン」と「ロボット仲介」をご活用いただき、購入後の選択肢を持てるご自宅選びをお手伝いしたいと考えています。そのためにも、価格査定の精度とスピードを上げていきたいと考えています。また、ロボット仲介ご利用者を中心とする、住まいサーフィン会員の皆様とコミュニケーションできる機会を増やし、より使いやすいサイト・サービスにブラッシュアップしていきたいと考えております。

MONEY PLUS編集部： 本日はどうもありがとうございました。

マイナス金利というファイナンス面だけでなく、税制の観点からもメリットがある自宅投資！ビッグデータを活用した「住まいサーフィン」を使って、資産性という観点から自宅の購入を考えるのは、これからの時代にピッタリなのではないでしょうか！！

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