「自分ひとりで子どもを育てていけるのか」という経済的な不安を手助けする「児童扶養手当」の支給額が、2019年4月の改正によりアップしました。

今回は母子家庭・父子家庭などのひとり親家庭のために設けられた児童扶養手当について、支給額から手続き、注意点までをご紹介します。


4月より手当額がアップ!「児童扶養手当」はいくらもらえるの?

ひとり親家庭には、子どもが18歳になった年の3月31日まで(障害がある場合は20歳まで) 子どもを育てている人に対して児童扶養手当が支給されます。支給される金額は全部支給の場合、2019年4月分より子どもが1人の場合は1ヶ月あたり4万2,910円、2人の場合は5万3,050円、3人の場合は5万9,130円 となります。また、子どもが4人以上のときは、1人増えるごとに第三子以降の加算額が追加されます。

2019年4月からの手当額

児童扶養手当の手当額は前の年の全国消費者物価指数の変動に応じて改定されます。つまり、毎年この指数によって手当額が変わります。前年の2018年は1.0%の上昇であったことを踏まえて、2019年4月分から手当額もアップされました。

2019年4月分からの支給額で計算しますと、全部支給の場合子どもが1人で年間約51万円、2人で年間約64万円、3人で年間約71万円 と大きな金額になります。子どもには、食費・衣類・制服類だけでなく、成長するにつれて、お小遣い・通信費・塾、大学進学する場合は、受験費用や入学金も高校3年生で必要になりますので、とてもありがたい制度ですね。

児童扶養手当はいつからもらえるの?

ひとり親家庭になった場合、手当は認定されると請求された月の翌月分から支給されます。 月末に離婚が成立する場合は、すぐ手当の手続きができるよう事前にお住いの自治体に手続きに必要な書類などを確認しておきましょう。

ただし、実際の支払いは下記のように4ヶ月分(※1)まとめて、年3回の支給となります。児童扶養手当の申請時に指定した口座に振り込まれます。

・4~7月分は8月に支払い
・8~11月分は12月に支払い
・12~3月分は4月に支払い

※1 2019年11月分の児童扶養手当から、支払回数が4ヶ月分ずつ年3回から2ヶ月分ずつ年6回に見直されることが決定しています。