スマホ決済アプリを展開するPayPayは5月13日、「第2弾100億円キャンペーン」として2月12日から実施してきたポイント還元策を同日23時59分で終了すると発表しました。同日中に付与額が上限の100億円相当に達したのが、その理由です。

LINE Payやメルペイなど、同様のスマホ決済アプリ間で繰り広げられてきた“還元合戦”の火付け役ともいえるPayPay。ユーザーにとって気になるのは、キャンペーン終了後がどうなるのか、という点ではないでしょうか。


ネット上では第3弾を催促する声も

今回終了する第2弾キャンペーンは、PayPay加盟店においてPayPayで決済した場合、決済利用金額の最大20%相当分がPayPayボーナスとして還元されるというものでした。1回の支払いにおける付与上限は1,000円相当、キャンペーン期間中の付与合計上限は5万円相当としていました。

会社側の発表を受けて、ネット上では「えーっ、寂しい」といった別れを惜しむ声や、「まぁ、楽しく買い物できました。ありがとう」といった感謝の声が聞かれました。中には、「第3弾はいつからでしょうか?」と、次のキャンペーンを催促する意見もありました。

一方で、ユーザーにとって気になるのは、利用者拡大につながってきた一大キャンペーンが終わって、今後はどんな施策が打たれるのか、という点です。会社側では、3つの新規策を打ち出しています。

全額還元くじは内容変更で継続

まず1つ目は、基本の還元率の引き上げです。すでに5月8日から、支払いのたびにもらえるPayPayボーナスの付与率を従来の0.5%から3%に引き上げています。付与上限は1回の支払い当たり1万5,000円相当、1ヵ月合計が3万円相当となっています。

なお、この付与率の引き上げは銀行口座からのチャージ、もしくはYahoo!JAPANカードで支払った場合のみ。その他のクレジットカードで支払う場合は0.5%のままなので、注意が必要です。また、今後導入予定のYahoo!ショッピング、ヤフオク!などのオンライン決済でも0.5%の付与率となっています。

2つ目は、第2弾キャンペーンで好評だったという懸賞キャンペーン「やたら当たるくじ」の内容を一部リニューアルして実施する「PayPayチャンス」です。

従来の「やたら当たるくじ」では10回に1回の確率で支払金額の全額(最大1,000円相当)が還元されましたが、PayPayチャンスは20回に1回の確率で最大1,000円相当のPayPayボーナスが付与されるというもの。こちらのスタートは6月1日となっています。

ソフトバンクユーザーに恩恵大

そして3つ目が、いつもどこかでオトクなキャンペーンが開催されるという「ワクワクペイペイ」。6月から毎月実施予定で、第1弾は全国のドラッグストアで展開されることになっています。

還元内容は、PayPayユーザーであれば、1回当たり1,000円、期間中3万円を上限に、支払金額の最大10%相当をボーナス付与。ソフトバンクやワイモバイルのスマホユーザー、Yahoo!プレミアム会員であれば、1回当たり2,000円、期間中3万円を上限に、最大20%相当が付与されます。

100億円還元キャンペーンほどの大盤振る舞いというわけにはいかなさそうですが、ソフトバンクグループのユーザーであれば相応の恩恵が期待できそうな内容です。大型キャンペーンが終了した後も、還元合戦の余韻はまだまだ続きそうです。

<文:編集部 猪澤顕明 写真:Rodrigo Reyes Marin/アフロ>