マスクを探して再び25キロ、どこも品切れなのに売上激減のナゼ
前回取材から3週間、何が変わった?
日を追うごとに国内での感染者数が増加している、新型コロナウイルス。感染予防のためにマスクを買い求める人は多く、ドラッグストアの開店前に行列ができることも日常茶飯事になろうとしています。「MONEY PLUS」では、2月7日の配信記事で東京都内のマスク販売状況と全国の感染予防・除菌関連商材の売上動向を報じました。それから3週間が経過した今、状況はどう変わっているのか、再度調査を実施。意外な結果が浮かび上がってきました。
マスクを探して25キロ、実際にどこで売られていたのか
パニック・バイに陥らないためのコツは?
マスクがどこにも見当たらない――。新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大を受けて、大手メディアを中心に、こうした報道が連日繰り広げられています。フリマアプリでは通常の何倍もの高額でマスクを転売されるなど、パニック・バイの様相も呈し始めている現状。はたして、マスクはどこにも売られていないのでしょうか。「MONEY PLUS」では、東京都内を(1)都心の住宅街、(2)都心の繁華街、(3)郊外の住宅地という3つのエリアに分類。4時間をかけて、約25キロメートルを移動し、実際の販売状況を調べてみました。【続報】マスクを探して再び25キロ、どこも品切れなのに売上激減のナゼ
いきなり!ステーキと「ウルグアイ牛戦争」勃発、“先駆者”ブロンコビリーに勝算は?
“ステーキ界の新星”でガチンコバトル
2019年に19年ぶりに日本への輸入が解禁された、ウルグアイ産牛肉。この“ステーキ界の新星”を今年1月20日から一部店舗で取り扱い始めたのが、ステーキチェーンの「いきなり!ステーキ」です。国内のステーキチェーンとしては、昨年5月に「ブロンコビリー」が同国産牛肉のステーキの販売を開始。発売から3ヵ月足らずで欠品(同年9月から販売再開)したほどの人気を誇りました。いきなり!ステーキの新規参入で勃発した、ステーキ業界の「ウルグアイ牛戦争」。先行するブロンコビリーは、どう立ち向かう構えなのでしょうか。
楽天キャリアの細部にも言及?「無料サポーター」2次募集会見の一部始終
記者発表会で語られた一部始終
今年4月に携帯キャリア事業への本格参入を目指している、楽天モバイル。1月23日には、昨年10月から5,000人を対象に実施している「無料サポータープログラム」の2次募集を開始しました。同日に開かれた記者発表会には、多くのメディアが参加。その席では、4月以降の料金体系に対する考え方や、その発表時期などについて、断片的に類推できなくもない情報にも言及がありました。
米国産牛肉はどれだけ安くなった? 「イオン」が関税引き下げで価格改定
人気の2品目が値下げに
1月1日から発効した日米貿易協定。日本は米国産の牛肉やワイン、チーズなど8,000億円規模の農産物に関して、関税の引き下げを実施しました。これを受けて、流通各社も販売価格の改定に踏み切り始めています。大手スーパーのイオンも、その中の1社。1月9日から、全国の約540店舗で米国産牛肉の販売価格を改定しています。今回の価格改定によって、牛肉の価格はどの程度、安くなったのでしょうか。価格改定に合わせて報道陣に公開された販売現場を取材しました。
“おせち難民”に朗報?ローソン「100円おせち」が意外と侮れない理由
5年で販売個数は2.3倍に
あと1週間足らずで、新しい年がやってきます。正月の食事といえば「おせち料理」。特に2020年は令和初の正月ということもあり、楽天市場の調査によると、全国の20~60代の男女1,000人のうち、61.2%の人が「おせちを食べる予定」と回答しているそうです。しかも同じ調査では、おせちを食べる人のうち、64.7%が「おせちを購入する予定」と回答。おせちは「作る」時代から「買う」時代へと変わってきているようです。とはいえ、宅配のおせちを購入する場合、遅くとも12月27日までの予約が必要というのが一般的。人気の業者では、それよりも前に売り切れてしまうこともザラです。おせちを頼もうと思っていたのに、うっかり頼み損ねてしまったという人も少なくなさそうです。そんな時代背景を反映してか、最近、ローソンストア100が“おせち難民”たちの駆け込み寺となっています。なぜローソンストア100の「100円おせち」が人気になっているのでしょうか。12月に開かれた先行試食会の様子から、人気の理由を探ってみます。
ムーミンバレーパーク、“初冬の豪華企画”に気合いが入りまくるワケ
目玉は圧巻のプロジェクションマッピング
今年3月、埼玉県飯能市にオープンした「ムーミンバレーパーク」。フィンランド生まれの人気キャラクター、ムーミンの物語を主題にしたこのテーマパークが、開業以来初めてとなる冬を迎えます。これに合わせて、11月30日から、光や音、映像とともに物語を体験できるイルミネーション「WINTER WONDERLAND in MOOMINVALLEY PARK EMPOWERED BY CALAR.ink」が始まります。いったいどんな内容になっているのでしょうか。そして、新たな取り組みを始めたパーク側には、どんな狙いがあるのでしょうか。11月29日に開かれたプレスプレビューの中身を掘り下げてみます。
「結局いつも同じ鍋料理」から抜け出すヒントは最新トレンドにあった!
あなたの「鍋料理あるある」を解決
ひと雨ごとに寒さが増す、この季節。夕食に鍋料理を考える人も増えているのではないでしょうか。しかし、日本の冬の風物詩といえる鍋料理だからこそ、簡単には解消できない2つの悩みも存在します。「いつも決まった鍋になってしまう」ということと、「子供と親で食べたい鍋が違う」というものです。そんな「鍋料理あるある」を解決するには、どうすればよいのでしょうか。ヒントは、鍋料理の最新トレンドにありました。
東京は“世界で最も客室の多い都市”だった?「ホテル不足問題」の虚実
最新「世界の都市総合力ランキング」を読み解く
来年に迫った東京オリンピック・パラリンピックの開催。大勢の外国人観戦客の来日が想定され、五輪開催決定の直後から東京の「ホテル不足」を指摘する声が聞かれるようになりました。しかし、一般社団法人森記念財団の都市戦略研究所が11月19日に発表した「世界の都市総合力ランキング 2019」によると、上記のような世間一般の認識とは異なる現状が明らかになりました。世界の主要48都市の中で、東京はホテルの客室数が最も多い都市だというのです。なぜ、客室数が最多であるにもかかわらず、五輪開催時のホテル不足が指摘されているのでしょうか。その理由を深掘りしてみると、東京が都市として再び活性化していくためのヒントが見えてきました。
取扱総額105億円!「三越本店」宝石サロン30年ぶり刷新の全容
目玉は価格3億円超のルビー
「来年3月の完成に向けて、『世界最高のおもてなし百貨店』を目指してリモデルを進めています。日本橋本店ならではの品ぞろえと、100年以上続くおもてなしを掛け合わせた、6階のジュエリーギャラリーはリモデルの象徴的なフロアになります」11月27日に日本橋三越本店で開かれた、「ジュエリーギャラリー」のリフレッシュオープンのプレスプレビュー。その冒頭、牧野伸喜店長は同日にリニューアルオープンする宝飾品売り場に関して、このように手応えを語りました。日本を代表する老舗百貨店の高額商品フロアは、30年ぶりのリニューアルでどのように生まれ変わったのでしょうか。世界の至宝を集めたという圧巻の売り場を取材しました。
イオン、4年目の「ブラックフライデー」が過去最大級に大盤振る舞いなワケ
半額商品は過去最大の160企画に
今年で4年目を迎えた、イオンの「ブラックフライデー セール」。これまでの3回は本場・米国のブラックフライデーにならって11月の第4金曜日から開催していましたが、今年は第3金曜日の22日から、開催期間も従来の3日間から2日拡大して5日間の日程で開催します。前夜祭ということで他店舗に先駆けてセールが始まった、東京のイオンスタイル品川シーサイド店を訪れると、消費増税の直後にもかかわらず、例年に勝るとも劣らない数の買い物客が集まっていました。過去3年の蓄積を踏まえて、今年はどこまで進化したのでしょうか。 【写真15枚】イオン「ブラックフライデー」今年の見どころは?
「実質値上げ」の声にどう反論?コカ・コーラが新サイズボトル投入
世界初の700mlサイズが登場
「350ミリリットルで税別120円では、実質的に値上げではないのか」「希望小売価格と実勢価格との乖離を是正することを狙ったものではないのか」日本コカ・コーラなどが10月31日に開催した、「コカ・コーラ」の新容器サイズの戦略発表会。質疑応答の場では、報道陣から鋭い質問が飛びました。冒頭の質問は、同社が2020年1月から2サイズの新しいペットボトルを導入することに関するもの。炭酸飲料の代名詞は、いったいどのような変化を遂げようとしているのか。そして、その背景にはどんな狙いがあるのか。発表会の内容をひも解いてみます。
多摩川氾濫から一夜、「世田谷セレブエリア」想定外の惨状
府中・調布・二子玉川・武蔵小杉を走る
「雨が降っても、槍が降っても、大丈夫だと思っていたのに」――。浸水した自宅で泥かき作業をしていた世田谷区在住の男性は、こう言って肩を落としました。10月12日から13日にかけて、東日本を縦断した台風19号。各地で記録的な降水量を観測し、いくつかの河川で氾濫が発生しました。東京都と神奈川県の境を流れる多摩川も、その1つ。東急田園都市線・二子玉川駅付近で氾濫が確認され、12日夜から各種メディアで報道されました。しかし、実際に現地を歩いてみると、当初報道されていたよりも被害は広い範囲に及んでいる状況が明らかになりました。【写真45枚】足を運んでわかった「多摩川氾濫」の現実
マック「100円コーヒー」が全面刷新、カフェ難民の救世主になるか
価格は据え置きで本格派の味に
10月1日の消費増税に伴い、カフェなどの外食店舗でイートインした際の消費税率が10%に上がりました。わずか2%の上昇とはいえ、仕事の合間などにカフェを頻繁に利用していた愛好者には、小さくない負担となっています。中には、これまで使い慣れていたカフェの利用を見合わせ、予算に合った価格帯のカフェを探し歩いている人もいるようです。そんな“カフェ難民”にとって朗報となるかもしれない商品リニューアルを、日本マクドナルドが10月9日に発表しました。Sサイズ100円で提供してきた「プレミアムローストコーヒー」を約3年ぶりに全面刷新したのです。しかも、販売価格の100円は税込み価格で据え置き。はたして、リニューアルの中身はカフェ難民たちの肥えた舌にかなうデキになっているのでしょうか。
キャッシュレスはもう古い?「プライスレスなレストラン」が誕生した理由
お任せコース料理を後から値決め
消費増税に伴う負担軽減策としてポイント還元が導入されたことをきっかけに、日本でも普及の兆しが広がり始めた、キャッシュレス決済。各決済事業者が還元率の上乗せキャンペーンなどを実施し、利用者の囲い込みが激化しています。しかし、消費の最前線では、キャッシュレスの次を見据えた動きが出始めています。新たな「レス」の対象は「キャッシュ(現金)」ではなく、「プライス(価格)」です。いったい、どんな動きなのか。先駆けて導入を決めた、東京都内のレストランを取材しました。
高級クレカ「ダイナース」が“大人のお子様ランチ”を始める事情
女性のおひとり様ニーズに照準
今から約60年前に日本で最初のクレジットカードとして上陸し、今もアメリカン・エキスプレス(AMEX)と並ぶ高級クレカの代名詞として知られる「ダイナースクラブカード」。そんな同カードが来月から、これまでの提供サービスとは一線を画した新サービスを導入します。発行元である三井住友トラストクラブの中村喜洋常務が「ありそうでなかった、現代のライフスタイルの合ったサービス」と自画自賛する新サービスとは、どんな内容なのでしょうか。9月24日に開かれた報道陣向けセミナーの内容から、ひも解いてみます。
みんな何を買ってる?消費増税前「駆け込み需要」急増ランキング
意外な商品が6倍超の売れ行き
いよいよ来月に迫ってきた、消費税率の8%から10%への引き上げ。各種報道でも増税前の駆け込み消費に関連したものが増え、まとめ買いをしている人も増えてきた印象があります。では、多くの人はいったいどんなものを駆け込みで購入しているのでしょうか。インターネット通販・楽天市場の販売データを参考に、駆け込み消費の現状を分析してみます。
「空の上で飲めるタピオカ」をSNSのミクシィが発売した事情
タピオカ唯一の空白地に進出
第3次ブームを迎えているとされる「タピオカ」。都内の各所にショップが現れ、1日に1回はタピオカ入りドリンクを手に持つ若者の姿を目にするのが、日常茶飯事のようになっています。そんなタピオカドリンクが唯一進出できていない場所がありました。それが飛行機の機内。しかし今月になって、ついに“空の上”にも進出を果たしたのです。しかもその商品を販売しているのは、SNSサービスなどを運営する「ミクシィ」。いったいどんな狙いがあるのでしょうか。