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軽減税率対応で特需も?電卓メーカーの“そろばん勘定”

国内3社が新製品を相次ぎ投入

4年先にも対応するカシオ

カシオ計算機も6月7日に、軽減税率電卓として「JF-200RC」(想定価格2,980円)と「DF-200RC」(3,980円)の販売を開始しました。

10%と8%の税率が混在する計算ができるほか、「税計算合計」機能を使うと「税込総額」「税抜総額」「税総額」の算出が可能。テイクアウトに対応した飲食店や、確定申告経費の計算が必要になる個人事業主に最適なモデルといいます。

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2023年から導入予定の「適格請求書等保存方式」(インボイス制度)にも対応しているので、請求書や納品書への記載が必要な総合計、消費税合計、税率ごとの総額・税総額を一度に計算できます。

同社の広報担当者は「問い合わせが増えています。軽減税率制度の導入直前から、さらに需要が伸びてくるのではないでしょうか」と期待を見せます。

実はあまり変動のない電卓市場

2社が発売するさらに前から軽減税率対応電卓「LS-105WUC」(直販サイト価格:980円)「KS-125WUC」(1,280円)を発売していたのが、キヤノンマーケティングジャパンです。以前に税率変更の議論があった際に「税率改定時にも役立つ」と投入したものでした。

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同社の広報担当者によると、国内の電卓市場の規模は通常あまり変化しないと言われ、需要が急激に増減することもなく、必要とする人が一定数いるといいます。「いよいよ軽減税率が導入されるので、これから盛り上がるのでは」と話していました。

変化の少ない電卓市場に出現した、千載一遇の商機。10月に向けて徐々に売り上げが伸びていくのか、電卓メーカー各社は計算しきれない期待に胸を膨らませています。

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