はじめに

1年のうち優待が多い時期がいつかわかりますか? 答えは3月と9月です!(この連載をずっと見てくれている人はもうわかったかもしれません。)

では、小売業の優待が多いと言われている月はいつでしょうか? それは2月と、今回特集する「8月」なんです。小売業は、閑散期の2月に決算を行うことが多く、その中間決算に当たる8月にも優待を出す銘柄がたくさんあるわけです。

そこで今回は、小売業を中心におトクな優待を5つピックアップし、昨年8月の買越人数の多かった順で紹介しています。ぜひ参考にしてください。


年に2回も楽しめる

クリエイト・レストランツ・ホールディングス(3387)

洋食、中華、和食、エスニックのレストラン、居酒屋、フードコートなどの複数のブランドを持つ企業です。食べ放題の「しゃぶ菜」やイタリアンの「AW kitchen」、鳥料理の「鳥良商店」等があります。多様なフードコート店舗を運営している強みを生かし、全ての店舗を1社で担当する一括オペレーションフードコートにも注力しています。

磯丸水産

株主優待 自社グループ店舗にて使用できる食事券3,000円相当
長期保有特典 200株から1年以上継続保有で1,500円相当の食事券を贈呈
最低投資金額 14万2,500円(2019/7/12時点)
権利付最終日 8月28日

北海道から沖縄まで、利用できる店舗がとても多いので便利ですね。この銘柄、実は「長期で保有すると特典がある2月の優待銘柄特集」でも一度紹介しています。1年に一度しかもらえない優待銘柄では期間が空いてしまいますが、これなら楽しみな日が増えますね。

優待で家電をゲット

コジマ(7513)

関東を中心に展開する家電量販店です。2012年にビックカメラの子会社となりました。ビックカメラとの統合によって取り扱いが可能な商品が増えたほか、ビックカメラ流の体験提案型の売場などが強みです。

株主優待 株主優待券1,000円券×1枚
最低投資金額 4万9,200円(2019/7/12時点)
権利付最終日 8月28日

豊富な品揃えが魅力の、家電量販店の優待です。5万円程度で買えるので、手が届きやすいですね。コジマ電機(店舗、通信販売ともに可)はもちろん、ビックカメラ、ソフマップ、ビックカメラアウトレットの各店舗(通信販売を除く)でも利用できます。

生活の味方!毎日のお買い物も優待で

ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス(3222)

3つのスーパーマーケット(マルエツ、カスミ、マックスバリュ)を運営する持株会社です。中期経営計画ではインフラ共通化によるシナジーの最大化などを進めています。

株主優待 株主優待券100円×30枚
または優待品(新潟産コシヒカリ2kg等5種類から選択)
最低投資金額 9万8,600円(2019/7/12時点)
権利付最終日 8月28日

毎日のお買い物に役立つ、スーパーマーケットの優待です。10万円程度の投資金額で、3,000円分の優待券がもらえるので、生活の助けになりますね。優待券を使って、少し夕食を贅沢にするのも良さそうです。

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