ここ最近、女性の不利益にまつわる問題に声を上げる人が増えています。職場でのヒール、パンプスの強制に抗議する社会運動「#KuToo(クートゥー)」や社会学者の上野千鶴子氏による東大入学式の祝辞がニュースで大きく取り上げられ、女性の進学差別や就職差別を赤裸々に描いた韓国のベストセラー小説『82年生まれ、キム・ジヨン』は日本でも大ヒットしました。
そんな女性の不満や悩み、苦しみを「女のモヤモヤ」として取り上げ、対談した書籍『女に生まれてモヤってる!』が、静かな話題を呼んでいます。
著者は数々の女性誌で連載を持つ人気コラムニストでラジオパーソナリティーのジェーン・スーさんと脳科学者の中野信子さん。全く違う経歴、職業を持つお二人が対談に至った経緯や本を通して伝えたかったことについて伺いました。