はじめに
クレカサイズの楽天独自端末「Rakuten Mini」
通常の携帯電話メーカーの端末を販売するほか、楽天独自の端末「Rakuten Mini」を投入することも発表しました。
携帯電話がどんどん大型化し、女性ユーザーを中心に「ハンドバッグからはみ出る」「重すぎる」という声がある中、同端末は「世界最小最薄のFeliCa搭載端末」を謳っています。サイズは106.2×53.4×8.6mmで重さは79グラム。クレジットカードほどの大きさです。
eSIMに標準対応し、SImカードを差し替える必要がなく、30秒で使えるようになります。
発売時期や価格は未定。「Rakuten Mini」シリーズとして、独自端末を今後も展開する予定です。
しかし、今回の会見で契約内容について「縛りなし」「全機種SIMフリー」といったアピールはあったものの、具体的な料金プランの公表はありませんでした。質疑応答の中で「他社がマネできない料金体系になる」「通信料の低下は、政府が考えている以上の効果があると考えている」「通信設備のコストが他社に比べて圧倒的に安い」と語るにとどめています。
プレゼン開始から質疑応答まで終始自信と余裕を見せていた三木谷氏。これが虚勢なのか、本物の自信なのか、本格的なサービスが開始となる数ヵ月に明らかになりそうです。