はじめに

さて試乗を終え、端正なリアスタイルを見ながら「相変わらずスッキリしていてカッコいいワゴンだなぁ」と感じつつ、ある事が頭をよぎりました。もうすぐ8世代目が登場予定の上に、ゴルフ・ヴァリアントTDIの価格は337万円から405万円であり、総じてガソリンエンジンのモデルより20~30万円ほど高価です。つまり“待望とは言え、こいつはお得なのか?”と言う悩みが出てきます。ドイツ車は「モデル末期ほど熟成が進んでもっとも美味しい」と言われますが、それはほぼ間違いありませんが、やはり新型が気になります。

新型ゴルフが登場しても、あまり気にならないと言うなら、TDIはいい選択だと思います。それにこの時期にディーゼルを投入したということは、新型になってもディーゼルモデルの投入は遅れる?あるいは新型の主力はGTE(プラグインハイブリッド)など新しいマイルドハイブリッドとなり、ディーゼルの運命はどうなるのか?といった疑問が湧いてきます。

実は9月、お膝元のドイツで開催された「フランクフルトモータショー」で登場するのでは?と言われていた新型ですが、今回は未公開。現段階で詳細は不明ですが、間もなく本国でデビューするのは確かですから、しばらく様子見でいいのかもしれません。今回のTDI、車の出来は申し分なく、欲しいとは思うのですが、一方で実に悩ましいタイミングです。そしてやっぱり実用車としてちょっぴりお高いかなぁとも思ってしまいます。