はじめに
がんに罹る確率は?
では、次にがんで死ぬ確率をみてみましょう。
国立がん研究センターのがん情報サービスのデータによると、40歳男性が10年間にがんで死亡する確率は、0.3%です。20年間だと2%になります。40歳女性ですと10年間にがんで死亡する確率は、0.5%です。20年間だと2%になります。
次にがんに罹患する確率を見てみましょう。40歳男性が10年間にがんに罹る確率は、2%です。20年間だと7%になります。40歳女性ですと10年間にがん罹る確率は、4%です。20年間だと9%になります。
こうみると、年齢が若いときは、女性のがんの罹患率は高いです。ただし60歳以降は男性の方が罹患率は高くなります。データは、平均の数字です。がんの場合は、部位によって死亡率も変わってきますし、男性と女性ではなりやすいがんというのも違ってきます。
このデータでわかることは、年齢が若くても、がんの罹患率は意外と高いですね。がんの場合は、治療費は高額療養費制度があるのでそれほど自己負担は多くないのですが、仕事が続けられなくなり、生活費への影響が大きいです。
がんに罹って、生活費に困るようになるのは、避けたいですね。そのためにがん保険に対しては、ある程度の備えが必要になります。
交通事故で死ぬ確率は?
あおり運転や高齢者の運転事故などのニュースがテレビで話題になりました。では、交通事故の件数は増えているのかというと、それは年々減っています。
これは、クルマの性能がよくなって、追突防止や自動ブレーキが装備されたためです。
警察庁発表の2018年の交通事故の死亡者数は、3532人です。
10万人あたり、2.79人です。確率は0.0000279%となります。