はじめに

周辺製品にも波及するか

厚生労働省から供給前倒し要請があったワクチンでは、デンカ(4061)や第一三共などが注目されるほか、検査薬の需要増加によって栄研化学(4549)やミズホメディ(4595)、カイノス(4556)などにも注目が集まりそうです。

インフルエンザが流行すると、マスクの売上増加も予想されます。抗ウイルスマスクを展開するのが、ダイワボウホールディングス(3107)、シキボウ(3109)、ユニチャーム(8113)、ロート製薬(4527)、川本産業(3604)などです。

インフルエンザ関連銘柄

うがい薬では、カバくんマークで有名な明治ホールディングス(2269)やイワキ(8095)。薬用ハンドソープを展開する花王(4452)や、冷却ジェルシートを展開するライオン(4912)、小林製薬(4967)にも注目です。

また、置くだけで空間のウイルスや菌を除去する「クレベリン」を展開する大幸薬品(4574)や、業務用アルコール除菌剤を手がけるニイタカ(4465)などにも人気が波及することが予想されます。

<文:投資調査部 清水範一>

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