はじめに

【鉄則1】クレジットカードは2枚に絞れ! VISAともう1ブランド

クレジットカード、10枚以上持っているなどという人もときおり見かけますが、2枚あれば十分かと思います。

クレジットカードを選ぶときのポイントは、まず自分の行動パターンを考えること。買い物で使うことが多ければ流通系、鉄道や飛行機で使うことが多ければ交通系、電話やネット関連で使うことが多ければ通信系…という具合に、クレジットカードをよく使うシーンを想定して、そのシーンで使えるクレジットカードを選びましょう。

それから還元率をチェック。クレジットカードの還元率はおおよそ0.5%~2%程度です。年会費が無料ならば、還元率が高い方がもちろん有利です。
高い還元率のカードは、年会費がかかることがありますが、年会費を払っても得ならばぜひ検討すべきでしょう。たとえば、年会費が1500円、還元率が1.5%ならば、1500÷1.5%=10万円。つまり、1年間で10万円以上使うならばお得になることになります。

そして付帯サービス。クレジットカードのなかには、カード保有者限定のセールに参加できたり、ラウンジなどの施設を利用できたり、旅行保険がついたりするものがあります。還元率で差がつかずに悩んだら、付帯サービスで選ぶのも一つの手でしょう。

これらを踏まえて、クレジットカードは2枚に絞りましょう。ブランドはVISAとMaster(あるいはJCB)という具合に分けておけば、どちらかしか使えないというお店でも困ることは少ないでしょう。

【鉄則2】電子マネーは1つに絞れ!モバイルSuicaが最強

電子マネーは1つでいいでしょう。あまりいろいろなところにチャージすると、お金の管理がしにくくなってしまうからです。

一番簡単なのは、お住いの地域の交通系電子マネー。関東ならばSuicaやPASMO、関西ならばICOCAやPiTaPaといった具合です。利用できる店舗が多く、電車に乗るのも簡単。決済もとても早く完了します。Suicaを使うなら、スマホで使えるモバイルSuicaが鉄則。

カード式Suicaだと買い物や鉄道を利用200円ごとに1ポイント(還元率0.5%)ですが、モバイルSuicaは50円ごとに1ポイント(還元率2%)です。定期券をモバイルSuicaで買った場合も、同じ還元率でポイントが貯まります。現在、電子マネーの中ではモバイルSuicaが最強だと思われます。

10月から始まっている、国のキャッシュレス還元による5%・2%のポイントを受け取るために、各社のウェブサイトで事前登録が必要になるものもあるので要注意。忘れずに登録しましょう。

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