はじめに

ハーフサイズで単身者も狙う

予約強化のもう一つの目的が、売り上げ目標の達成です。2020年は、昨年とほぼ同じ売り上げ目標を設定。一見、下方修正したように思われますが、そこには「曜日めぐりの悪さ」があると鈴木さんは説明します。

昨年、節分の日は日曜日でしたが、2020年は平日である月曜日のため、売り上げの落ち込みが予測されます。

対策の1つとして、通常の半分の長さである「ハーフサイズ」での予約可能商品を、昨年より10種類多い13種類に増やしました。鈴木さんは「今まで敬遠されていた、単身者など新たな購買層を拡大していきたい」といいます。

早くも始まった恵方巻の予約。予約の割合を増やすことで、大量廃棄を食い止めることができるでしょうか。

<文:川高元輝>

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