はじめに

国際結婚は簡単ではない

今回は国際結婚の最新動向をお伝えしました。長期推移でみると、むしろ10年前よりも日本人としてとどまるケースの国際結婚は難しくなっているようです。また男女でマッチングする相手にもズレがあります。

国内での国際結婚が難しくなっていることを意外と感じる方に、データで考えるところのダイバーシティについてお伝えしたいことがあります。ダイバーシティという言葉を聞いて、「ようやくマイノリティの数が増えて以前のマイノリティが量的にそうでもなくなった」と勘違いする方がいます。

ダイバーシティは、そもそもいろんな価値観の人が増えたという数の話ではありません。超少数の方も含めた様々な価値観の人がいることを認知する、という言葉です。そして、ダイバーシティ推進ではどちらが多数派か少数派かは関係なく、互いに「そういうこともあるよね」と感じられるようになることが求められます。

それがマイノリティであれ、マジョリティであれ、互いに「勢力を増した」などとマウントをとることを目的とはしていません。国際結婚は増えたのだ、と信じ込んでしまっていた方は、もしかすると上記のような「ダイバーシティの誤解」を生み出してしまった原因となる「量的拡大誤解癖」があるのかもしれません。

こういった事実誤認しやすい思考癖こそが、実は思い込みの行動でアタックし続けた結果などの「婚活疲れ」の元凶、といえるのかもしれません。