はじめに

レストランのバラエティもリゾートホテルの格

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アオアヲ ナルト リゾートには5つのレストランがありますが、それぞれ個性的で滞在を飽きさせません。いくつかみてみましょう。

「阿波郷土料理 彩」は、阿波の國の城下町をイメージしたブッフェレストラン。ホテルのブッフェはいまや定番ですが、リゾート地へ行くとご当地ならではの食材やメニューが愉しめるのが嬉しい点。こちらはメニュー、提供方法などに工夫があり高レベル。

「フランス料理 フォーシーズン」は最上階にあるホテルのメインダイニング。ディテール、調度品など質感の高さが光ります。近海の海の幸、阿波野菜などふんだんに用いた一皿一皿に感動しつつ優雅な時間が過ごせます。

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個人的なイチオシが「炭火焼 海風」。プールサイドのレストランです。阿波尾鶏や阿波牛、鳴門鯛に大浅利などご当地食材を直球勝負で味わい尽くす時間は、阿波の地にいることを実感できます。

ホテルのロケーションから海の眺望もごちそうというダイニングもありますが、当然とはいえ夜は海が望めないので、決して窓側の席が上席ではありません。念のため。

体験・観光

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地方の旅館やリゾートホテルでブームともいえるのがイベント体験。ご当地の文化などに気軽に触れられる機会とあって大人気ですが、アオアヲ ナルト リゾートでは“昔の阿波へタイムスリップ”をテーマに阿波の城下町をイメージした「阿波の國」で、伝統工芸、縁日など体験できます。

また、徳島といえば観光県としても存在感を高めており、阿波踊りや鳴門のうず潮などが定番という中、最近では大塚美術館のブームなど新しい観光コンテンツも増えています。アオアヲ ナルト リゾートからは、大塚美術館や渦の道(大鳴門橋の橋桁内(車道の下)に造られた海上遊歩道)まで車で5~10分ほどと好アクセスです。


ホテル活況の今、各地に個性的な宿泊施設は誕生していますが、様々なシーンに対応でする“揃った”リゾートホテルに出会えることは稀です。往時に贅を尽くして建てられたホテルは、痒いところに手が届く懐の深さで快適性の高さを享受しつつも非日常感あるステイが愉しめることでしょう。 

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