はじめに
当初は、スマホ初心者向けにGoogleの設定を試験的に有償にしたところ、それ以外にも「有償でいいからやってほしい」という声が利用者から寄せられ、11月にラインナップを拡大。右肩上がりに利用件数が増えているようです。
有償設定サービスは、「Googleアカウント設定 端末初期設定」(2,000円)、「LINE設定・移行」(2,000円)、「電話帳のデータ移行」(2,500円)、「写真のデータ移行」(3,000円)といった料金設定で、パックプランも用意されています。
また、スマホの使い方を学べる勉強会を各地で開催。何度も参加するユーザーもいて、「シニアの方もスマホを使い倒したいという思いを感じる」(井関事業部長)。
こうした取り組みによってスマホに対する心理的な抵抗感を減らすことで、よりデータ容量の多いプランへ切り替えをしてもらう狙いがあるといいます。心理的ハードルを下げてシニアのガラケーユーザーを取り込み、ヘビーなスマホユーザーに転換できるかどうかが、イオンモバイルの今後を占うカギとなりそうです。