趣味

発売から11年、なぜ売れ続ける? ルノー・カングーの魅力を再検証

限定車はすぐに売り切れる人気

長距離走行も疲れない

現在のカングーは、2014年5月にエンジンをそれまでの1.6Lから1.2Lターボ仕様に載せ替えています。また時期は異なりますが、2014年には6速マニュアル車も設定し、ターボ車にも継続して搭載されています。前の1.6Lエンジンはタイミングベルトの交換時期が比較的早かったのですが、1.2Lエンジンからはチェーン式に変更することでその悩み(交換工賃ほか)も改善されました。ユーザー間でもこの改良は高く評価されています。

試乗したのは1.2LターボにEDC (エフィシエント デュアル クラッチ)を組み合わせた車両で、販売の主軸となります。EDCは平たく言えばATですが、ダイレクトな加速フィーリングや燃費向上にもメリットがあります。

搭載するエンジンは1.2Lですが2L級のトルクを発生します

2代目のカングーは、衝突時の安全性確保の点などからボディサイズが拡大しました。ファンの間では当初「デカングー(でっかいカングー)」とか呼ばれていましたが、実際は視界の広さも含め実は取り回し自体はしやすいです。もちろん全幅はそれなりにあるので対向車とのすれ違いや屋外で駐車する際などは注意は必要です。

今回、高速道路も含め約300kmを走行しましたが、驚いたのが高速走行時の安定性や乗り心地、さらに静粛性の高さです。

「ベースが商用車なので乗り心地もそれなり」という先入観を持っていましたが、そういうものは全て取っ払っていいと思います。

秀逸だったのがシートの出来の良さです。しっかりと骨盤周辺を支えるシートは昨今のトレンドですが、カングーは10年前からこんな印象。走行距離が必然的に増える商用車であれば、乗員の疲労を増やさないのは当然であることを再認識しました。

フロントシートは着座感もしっかりしており、疲れないのが特徴です

荷物を積載した状態でも、アクセルを深く踏み込まずに十分な加速を得ることができます。今回は実用燃費を向上させる「ECOモード」を多用しましたが、それでも走りは快適。カタログ燃費は14.7km/Lですが、満タン法で計測した12.5km/Lという結果は満足できるものです。

Share to facebook.Share to twitter.Share to line.Share to hatena.

あなたにオススメ