はじめに
相鉄線と東急東横線の相互直通運転
線路が鶴見手前で合流するため武蔵小杉~川崎~鶴見が最短経路運賃の170円
相鉄線の新駅・羽沢横浜国大駅ですが、新たに新横浜駅(仮称)、新綱島駅(仮称)を経由して、東急東横線日吉駅に至る地下線(10.0km)を建設中です。2022年度下期に開業が予定されていますが、このルートが完成すれば、相鉄海老名駅から東急東横線日吉駅を経由して、渋谷駅・目黒駅方面へ行くことができます。東急東横線は渋谷駅から東京メトロ副都心線を経由して、東武東上線や西武池袋線・西武有楽町線と相互直通運転を行っています。また、日吉駅発着の東急目黒線は、都営地下鉄三田線・東京メトロ南北線・埼玉高速鉄道と相互直通運転を行っていますので、開業後は相鉄本線から東京都心部・埼玉県方面へのアクセスが格段に良くなります。
羽沢横浜国大駅の駅舎
今は乗降客も少ない羽沢横浜国大駅ですが、相鉄とJR線方面および東急東横線方面の分岐駅という利便性の高い駅となります。駅周辺の宅地開発も行われていますので、近い将来は今以上に賑わいのある駅になることでしょう。
今回は首都圏に新しく誕生した駅や路線の話題を紹介しました。東京西部エリアでは、小田急線の特急ロマンスカーが停車し、相鉄線の横浜駅およびJR埼京線各駅への直通列車の始発となる海老名駅が注目を集めています。また、国立競技場の設計を担当した隈研吾氏のデザインによる高輪ゲートウェイ駅は、新たな試みが取り入れられており、次世代の駅のモデルとしての役割もあります。
コロナウィルスが落ち着いたら、話題の新駅や新路線を見に行ってみましょう。