はじめに

いつマイホームを購入する?ライフプランを立ててみる

相談者様は、お子さまを授かることとマイホーム購入をご希望されています。そのためには、いつ、子どもを産むのか、マイホームを購入するのかの計画を立てることが必要です。これがいわゆるライフプランになります。

まずは夫婦で話し合い、いつ子どもを産むのか、マイホームを購入するタイミングはいつにするのかを話し合うことをお勧めします。その他にも旅行などのイベント、結婚記念日や記念の年、リタイアの計画などもプランに組み込みます。もちろん、個別のイベント等もどんどん書き込んで、自分たちが今後どのようなイベントを迎えるのかを確認しておきます。

子どもを授かるタイミングは、神のみぞ知るのですが、マイホームを購入するタイミングは自分たちでコントロールができます。できるだけ早く、どの場所に、どのような物件を購入するのか、予算はいくらにするのかを考えておきましょう。

また、マイホームといっても、建売の戸建て住宅を購入するのか、注文住宅にするのか、マンションを購入するのかによって、探し方、準備の仕方が違ってきます。

たとえば、建売の戸建てであれば、売買仲介の不動産会社へアクセスすれば物件を紹介してもらえます。注文住宅なら、各ハウスメーカーへアクセスする必要があります。一件ずつ訪れていると時間がかかってしまいますので、住宅展示場へ出向いて情報を収集してください。

マンションを購入する場合、好きなマンションブランドがある場合には、その会社へアクセスして情報を得るようにします。特に好きなマンションブランドがない場合には、インターネットで希望する地域に発売されている会社を調べてアクセスしましょう。

注文住宅を除いては、完成物件よりも建築中の物件の方が選べる物件が増えてきます。特に建売の戸建ての場合、建築計画の段階であれば、間取りを修正して貰うことや、複数軒分の土地を購入することもできますので、早めに情報を得ることで、より自分たちが望む物件を手にできるようになりますよ。

健康保険だけではなく、生命保険の加入も検討を

現在は、生命保険には加入していないとのことですが、万一に備えて夫婦それぞれで医療保険に加入することをお勧めします。

医療保険にもさまざまなタイプのものがありますが、ご主人の収入から考えると、入院日額1万円は確保しておきたいところ。相談者様は6000円前後を目安に。その他、ガンや先進医療などの保障もつけておくと安心です。女性の場合、妊娠中の加入を制限している会社が多いため、できるだけ早く、加入するようにしてください。

死亡保障については、ご主人のみでOKです。ただし、マイホーム購入やお子様のこともありますので、慌てて加入することなく、ある程度のカタチがついて、万一の場合、いくら必要になるのかを考えてから加入しても遅くはありません。

妻が自由に使えるお金の確保も

相談者様の方で、しっかりと考えていらっしゃると思うのですが、退職したことにより、今まで自由に使えていたお金が使えなくなってしまうのでストレスに感じたり、惨めな気持ちになったりする人もいます。そのようにならないためにも、毎月少しでもいいので、収入があると気持ちは落ち着きます。

家計管理で最も重要なことは、使途不明金を出さないことです。何に使ったのか分からない、予算内で収まらないというのはNGです。とはいえ無理は禁物。まずは、お金の流れを明確にすることに集中し、管理することに慣れることから始めてみてはいかがでしょうか。

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