はじめに

初めの一歩を踏み出す企業が増加中

実際にテレワークを導入するためには、さまざまなものを整備する必要があります。まず必要とされているのはテレワークのための制度のようです。その後は、パソコンやタブレットの導入、通信環境の整備、会社にあるデータのやり取りをする際の認証やVPNの整備、セキュリティの確保など多岐に渡ります。

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新型コロナの影響を受けた現状を見ると、急に在宅勤務に移行したり、何とか業務をまわすためにテレワークを導入する企業が増えているようです。すでに、テレビ会議を行うためのサービスや必要となるWEBカメラなどの周辺機器、PCの売れ行きが好調となっているようです。

従来のままであれば、重い腰を上げて比較・検討・導入をする必要があったものが、一度体験したことによりテレワークの利点や問題点が見え、スムーズな導入が図れるのではないかと見ています。

オフィスで普段働く人々だけでなく、それ以外の層への広がりにも期待が持てるようです。たとえば、学校の授業は喫緊の課題として導入が加速しています。携帯キャリア各社は、オンライン授業を始める大学などが増える中、学生の負担増となることに着目し、通信量の一部無料化を相次いで発表しています。

医療向けでも活用が進んでおり、院内感染のリスクが高まる中、「リモート診療」などで、オンライン上で遠隔医療を受けられるサービスが注目を浴びています。テレワークの導入が、新たなサービスを生み出していくことにも期待できるでしょう。

テレワークによって需要が見込まれる銘柄

テレワークに必要なPCやWEBカメラなどの周辺機器を扱う銘柄として、ダイワボウホールディングス(3107)、メルコホールディングス(6676)、エレコム(6750)があります。
在宅勤務だからこそ必要となるセキュリティ対策銘柄は、FFRI(3692)、トレンドマイクロ(4704)。

グループウェア及びコミュニケーションのテラスカイ(3915)、サイボウズ(4776)なども業務状況の把握や意見交換などに必要になるでしょう。

総合的なテレワークソリューション提供をする企業は数多くありますが、中でもソリトンシステムズ(3040)、伊藤忠テクノソリューションズ(4739)、NEC(6701)、ネットワンシステムズ(7518)、内田洋行(8057)に注目しています。

仮想デスクトップとして、有名なアセンテック(3565)やリモートマネージメントに強みを持つオプティム(3694)にも恩恵があるでしょう。

<文:投資調査部 饗場大介>

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