はじめに
■開封時期
開封した時期を確認すると、どのくらい開封した状態で置いていたのかがわかります。直接手で触れたり、化粧筆のような物で間接的に触れたとしても、なんらかの雑菌が付着している可能性が高いと思っています。
例えばいくら洋服をクリーニングに出しても、その後で触ると皮脂がついてしまう。それがカビの原因になると聞くのですが、おそらくそれと同じ考えでしょう。そのため、私は開封してから1年以上経過したものは安全性に問題がありそうと判断しています。そのためトラブル回避のためにも、出品は見送るようにしています。
■保管の状態
開封済であっても未開封であっても、どういう場所で保管をしていたのかも確認しています。湿度が高くて高温になるような場所と、一定の温度や湿度が保たれているような場所では、商品の状態に違いが出てくると思うからです。ただ一般的な家庭では、温度も湿度も一定に保たれるような場所は意外と少ないとは思います。季節によって外気の状態が変わるので、それを考えても保管期間が1年を超えてくると商品の状態に変化が見られるかもしれないと考えています。
自分だったら買うか自問してみて
商品によっては開封から1年以上経っても問題なく使えるものもあるかもしれません。ただ使う側のことを考えることも必要でしょう。コスメは肌につけるものなので、配慮しないといけません。もちろん売りたいという気持ちがあって、嘘を書くのは絶対にしてはいけないことです。
そして「自分だったら買うのか?」と立場を変えて考えてみましょう。売る側と買う側では感覚に違いが出てきてしまうので、客観性は必要です。「3年前の化粧品はちょっと」と思ったら、出品は諦めた方がいいでしょう。売ってからのトラブルを考えると、「売らない」という選択肢もとても重要になってくるのです。