はじめに

コロナの蔓延により、通信販売でものを買う人が多くなりました。すると、そこに付け入って大手通販業者になりすまして詐欺メールを送り、偽サイトに誘導して、個人情報を盗み取ろうとしてきます。デジタルな形でのアプローチがはびこる一方、電話、郵送といったアナログな手法も使いながら、詐欺師は私たちを騙そうとしてきます。


実際にきたメッセージ

このところ多いのが、フェイスブックのアカウントの乗っ取りです。先日も、知人から「このビデオはいつでしたか?」というメッセージがきました。そして動画をクリックするように仕向けてきます。しかし、それをタップしても動画は再生せず、パスワードなどを入力する画面が出てきます。もしここに個人情報を入れてしまうと、アカウントが乗っ取られてしまいます。そして本人になりすまして、SNS上の友達にも同様な動画を装ったメッセージが配信されます。

実際のメッセージ

IPA(情報処理推進機構)によると、この後さらにアンケートサイトなどが表示されて、クレジット情報の入力を促されるとのこと。ここ一か月だけで、複数の知人から「このビデオはいつでしたか?」のメッセージがきていましたので、かなりの数の人が乗っ取りに遭っていると思われます。

投資管理もマネーフォワード MEで完結!複数の証券口座から配当・ポートフォリオを瞬時に見える化[by MoneyForward]