はじめに

最終的なトクは還元率のあとを考える

クレジットカード、電子マネー、Pay決済、どれもお得度をアピールするときは「○%還元」と利用した金額に応じて貯まるポイントの還元率をいいます。一般的には0.5~1パーセント、よいときは10〜20パーセントくらい。しかし大切なのは、ポイントが貯まったあとのことです。

まず便利なのは、貯まったポイントをそのまま1P=1円で支払い時に利用できるもの。ひと昔のようにポイントを貯めて商品に交換だと「ポイントが貯まらないうちに期限が切れてしまった」になってしまいます。

また1P=1円より増えるものにも注目。以前に「普段の生活で「マイル」を貯めるコツは?意識すれば2重、3重取りも」の記事でも紹介しましたが、航空会社系のクレジットカードは貯まったポイントをマイルに交換することができます。

貯まったマイルを商品に換えると1P=1マイル=1円となるものがほとんどですが、特典航空券に換えると化けるというもの。例えばヨーロッパへのビジネスクラスが現金では80万円ほどするところが9万マイルで交換できると、10倍近い価値になります。

そのため入り口の数パーセントの還元率だけでなく、最後の利用時まで考えた方が得です。

支払いしなくても貯まるポイントは貯める

見逃せないのがポイントサービスです。ツタヤ系のTポイントや楽天のRポイント、DoCoMoのdポイントのように、対象店舗で支払いを別の手段でしても提示すればポイントが貯まるものがあります。以前は、ポイントカードを持ち歩かなくてはいけなかったのですが、今はスマートフォンに入れておくだけ。気づくと数百円が貯まります。提示すればもらえるポイントなのでやってみてくださいね。

自分のライフスタイルを見ながら、支払いはメインをひとつ絞り、もらえるポイントは貯めるようにしていけば、さほど手間をかけることなくお得な生活を送ることができますよ。

この記事の感想を教えてください。