はじめに

まずは自分を褒めてあげてください

奨学金を利用して進学したために、現在の借入金は有利子の借入金が440万円。無利子の借入金が100万円。合計500万円を返済しなければなりません。単純に20代で500万円の借入金があると考えると、やりきれない気持ちになるかもしれませんし、希望を持つことはできないかもしれません。

今は、多くの学生が奨学金を利用して大学へ進学していますが、相談者様も自分の力で進学し、卒業したことは立派ではありませんか? まずは〝頑張った自分″を褒めてあげてください。

両親の介護との向き合い方

情報が少なく、現在、親御さんに介護が必要なのか、将来の介護について考えているのか分かりませんが、介護が必要になったときのお金をどのように準備するのか、優先順位を明確にしておくと良いでしょう。

たとえば、このように優先順位を決めてみてはいかがでしょうか?

順位(1):ご両親の預貯金や資産
順位(2):兄弟姉妹で分担
順位(3):相談者様が負担

(1)ご両親の預貯金や資産
あくまでも、ご両親にかかる介護の費用です。まずは、ご両親の預貯金や資産、受給する年金から費用は支払うようにします。

(2)兄弟姉妹で分担
ご両親のお金では足りない場合には、相談者様を含めた兄弟姉妹で均等に分担するようにしてください。支払えない兄弟姉妹がいる場合には、買い物などの雑務をする、介護保険適用外で所用があるときには手伝う等、お金を出さない場合には、労働を対価にすることをルール決めするといいでしょう。

(3)相談者様が負担
相談者様が一人っ子で、ご両親のお金では足りない場合には、相談者様が不足分を補てんするようにします。

自分一人で抱え込まないことが大切

相談内容から推察すると、相談者様は、責任感が強い方のようですね。
だからと言って、一人で抱え込む必要はありません。

お金の問題は、後々、揉める火種となりますし、一人っ子で自分がご両親の介護にかかる費用や介助などのサポートをなければならないと考えると、先が見えない不安に襲われてしまうかもしれませんね。

万一、介護が必要なときには、介護保険を上手く使えるよう、担当のケアマネージャーさんと充分のコミュニケーションを取るようにしてください。

介護は、される人よりも、する方に精神的な負担が重くのしかかることが少なくありません。一人で抱え込むことはせず、専門家と連携し、各種助成金などについても情報収集することを考えてみてください。

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