はじめに

福祉現場などでの利用にも期待

驚くことの多いTXですが、最後に価格でも驚きました。その金額何と1,120万円!色々な補助金を活用すればもう少し安く購入できるでしょうが、補助金自体は期間や使い切ったら終了というリスクもあります。

単純に価格で比較すれば確かに日本でシェアの高い「ジャパンタクシー(トヨタ製)」の上級グレードである「匠(たくみ)」が356万4,000円ですから、約3台買えてしまいます。ただそれ以上に圧倒的な広さや乗車定員の多さ、そして何よりも車椅子を楽に積載できる構造など単純に価格だけでは比較ができません。

個人的にはインバウンド需要を見込んだビジネスが基本とは思いますが、ホテルの送迎用や昨今見かける高級老人ホームなどでの需要もありではないか、と感じています。余談ですが、筆者も介護を行っているのですが、福祉車両としてのミニバンは実は価格もかなり高く、車椅子を乗せるのにも時間がかかります。その点でも車椅子を乗せる利便性に優れ、さらにEVによる静かな室内は高齢者にも優しいと感じました。

EVによるタクシーですが、発想を切り替えることで新しいモビリティとしての可能性を秘めたクルマだと感じました。