はじめに
自分のライフスタイルにあった発信者の内容を見る
また、本記事などを含めて、さまざまな人がWEBで記事を発信しています。お金に関することは、発信者のお金の価値観に左右されることが多いので、そういった視点で情報を選ぶこともおすすめです。
例えば、独身、共働き子育て家庭などといった属性のほか、「節約が好き」「買い物が好き」「アナログ派」「デジタル派」「マメなタイプ」「ズボラ」といったライフスタイルやお金に対する考え方の違いなども、如実に記事のテイストやピックアップされる情報に表れます。
そのため、自分のライフスタイルや考え方、目指したい方向などにあった発信者の記事を見ることもおすすめです。共感できるポイントが多ければ、「自分も実践してみよう」と一歩踏み出しやすくなりますし、踏み出した先のイメージもつきやすくなるでしょう。
何も考えずにマネーセミナーに参加するのは避けよう
何か勉強をしようと思うと、てっどりばやいのは「誰かから話を聞く」方法です。
「無料 マネーセミナー」などと検索して、出てきたもののなかから、予定があいそうなものに参加する、という方法を考える人も多いのではないでしょうか。
ところが、無料というのには訳があって、実は金融商品を売るためのセミナーだった、というケースもあるので要注意です。「無料で話を聞いてしまったから、このまま帰るのは申し訳ない……」という思いから、内容がよくわからないまま、まったく買うつもりがなかった金融商品を購入することになっては大変です。
中には、自治体が後押ししていて、自治体からセミナー講師にお金を出して開催され、特に金融商品の販売とは関係のない場合もあります。その他、啓蒙活動として、金融機関がセミナーを開催していることもあります。また、金融商品を販売する目的のセミナーでも、ちょうど欲しいものであれば、むしろ詳しい話を無料で聞けてよかった、という場合もあるでしょう。
無料セミナーといっても、自分にとって上手に活用できるケースと失敗してしまうケースがあります。「なぜ無料なんだろう」ということを考えたうえで、慎重に参加することをおすすめします。
以上、「お金の勉強をしたい」と思った際に、気を付けたいことやおすすめの方法についてお伝えしました。何かしらアクションに起こすことで、それが呼び水となり、お金について詳しくなっていけるはず。ぜひ最初の一歩踏み出してみてください。