はじめに

クレジットカードを不正利用された時の対処法

続いて、不正利用された場合の対処法を整理します。

1.まずはカード会社に連絡し、利用停止をしてもらう
不正利用が発覚したら、まずはカード会社へ連絡をしましょう。カード会社では24時間対応の紛失・盗難時の専用窓口があります。電話をかけると、夜中でも該当のクレジットカードの利用停止手続きをしてくれます。

なお、不正利用が確定するとクレジットカードが再発行されすので、余裕があれば再発行手続きの手順も確認しておきましょう。

2.警察に被害届を提出する
カード会社へ連絡をしたら、警察に被害届を提出します。被害届が受理されると受理番号がもらえますので、カード会社に連絡して共有しておきます。

このように、クレジットカードの不正利用が発覚したら、

1.カード会社に連絡&カードの利用停止をする
2.警察に被害届を提出する

といった2ステップを、慌てずに踏むようにしましょう。

不正利用された場合の補償範囲は?

不正利用された場合に気になるのが補償範囲です。一体、どの程度補償されるのでしょうか?
 
まず原則として、不正利用された分は全額補償されます。クレジットカードには基本的に紛失・盗難保険が付いているからです。

この紛失・盗難保険は入った覚えがなくても、クレジットカードを契約する=自動的に紛失・盗難保険に加入することになりますので、安心してください。しかしながら、以下のようなケースだと補償を受けらないので、注意が必要です。

・補償期間が過ぎた:多くのカード会社では補償期間を不正利用から60日間に設定している
・カード所有者の不備:暗証番号をカードの裏面に記載している、誕生日など推測しやすい暗証番号にしているなど
・家族や同居人が利用した:家族や同居人など身近な人が利用した場合は補償が受けられません

以上の通り、不正利用されたら「カード会社に連絡する」→「警察に被害届を提出する」という流れで、慌てずに対応しましょう。特に過失がなければ、基本的には全額補償をしてくれますので安心してください。

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