はじめに
気象庁は5日先までの台風の進路を発表
気象庁では今年9月から、台風に発達する前の熱帯低気圧の段階であっても、向こう5日先までの予想進路を発表するようになりました。以前は熱帯低気圧の進路予想は発表されなかったため、日本のすぐ近くで台風が発生した場合は予想される進路が分かりづらかったのですが、それが改善されています。台風やそれに準じる荒れた天気はほぼ、数日前にはその可能性を捉えることができるようになりました。
台風最接近直前のぎりぎりのタイミングで、台風に備えるためのこれら商品の買い物に出かけると、需要の急激な集中によりお店で品切れすることも考えられます。また天気が荒れるリスクも高まります。
台風・熱帯低気圧の5日先までの予想進路情報を参考にしながら、早めに用意して万全の備えをしておくと良いでしょう。結果的に台風による被害がほとんどなかった場合でも、買った商品が無駄になることはありませんから。
※今回、データは九州・沖縄地方に所在するドラッグストアでの商品の購入個数を主に用いました。購入個数の季節性などの影響をある程度考慮しながら台風接近にあわせて購入個数が増加したカテゴリを特定するため、各カテゴリにおいて8月1か月間の日平均購入個数を1とし、その割合(購入指数)で示しています。